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sunset~君の光になりたい
第54章 君は僕の光
千波のはにかんだ笑顔がヒロの脳裏を掠め、目の奥が熱くなった。
……千波――!
お前を傷つけた奴は誰だ――!
何をされた――!
――そいつを……殺してやる!
いつのまにか、口に出して呟いていたらしい。
オーちゃんに背中から身体をがんじがらめに捕まえられていた。
「離せ!……千波を……俺の千波を……苦しませた奴を殺してやる!」
「ヒロ!」
オーちゃんは涙声で必死に止める。
武彦は悲しみを湛えた瞳で静かに見つめていた。
「千波っ……」
ヒロは苦しげに嗚咽した。
『ヒロ君。thunderはスケジュールはどうなってるの?』
ペコが電話の向こうから冷静に語りかける。
「三ヶ月先のファイナルまで制作期間ですが、オフもあります……」
『千波ちゃんの所へいってあげて。砂川さんが偶然通りかかって助けて今病院に居るの』
「砂川?偶然て……なんかおかしくないですか?」
思わず大きな声を出してしまう。

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