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sunset~君の光になりたい
第45章 I WANT YOU
「……また……思い出した……私……」
「……何を?」
千波は唇を開きかけ、言葉を発する前に泣き崩れた。
ヒロはその身体を包みながら、小さな子供にするように頭をポンポンと叩く。
「……俺は……何を聞いても大丈夫やで」
千波はヒロを見つめたまま、激しく首を振る。
「こんなの……本当に嫌われっ……」
「千波!」
「怖い……もう……思い出したく……ない」
闇に沈み消え入りそうな声で泣く千波を、ヒロはただ抱き締めるしかなかった。
ーー何を聞いても怯まない。
だが、千波はまだ俺に壁を作っている――
もどかしくて、やるせない。
明日から、福岡へ行かなくてはならない。
こんな風になっている千波を置いて。
嗚咽を漏らす千波を抱き締めながら、せめて、今だけは寒くないように暖めてあげよう、と思っていた。
その時、部屋のドアの前で砂川がほくそ笑んでいた事を誰も気がつかなかった――
「……何を?」
千波は唇を開きかけ、言葉を発する前に泣き崩れた。
ヒロはその身体を包みながら、小さな子供にするように頭をポンポンと叩く。
「……俺は……何を聞いても大丈夫やで」
千波はヒロを見つめたまま、激しく首を振る。
「こんなの……本当に嫌われっ……」
「千波!」
「怖い……もう……思い出したく……ない」
闇に沈み消え入りそうな声で泣く千波を、ヒロはただ抱き締めるしかなかった。
ーー何を聞いても怯まない。
だが、千波はまだ俺に壁を作っている――
もどかしくて、やるせない。
明日から、福岡へ行かなくてはならない。
こんな風になっている千波を置いて。
嗚咽を漏らす千波を抱き締めながら、せめて、今だけは寒くないように暖めてあげよう、と思っていた。
その時、部屋のドアの前で砂川がほくそ笑んでいた事を誰も気がつかなかった――

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