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sunset~君の光になりたい
第31章 甘い、夜

 零れそうに潤んだ紅い瞳に震える唇。
 ――美しい。
 こんな場合なのに心が疼く。
 千波が苦しげに嗚咽しながらパジャマの下を脱いだ。小さな布に包まれた丸みの帯びた腰があらわになる。
 また一気にヒロの獣が覚醒し、千波を欲しがりはじめた。

「泣いても……叫んでも……続けて」

 小さな指がヒロの胸の突起をぎこちなく愛し始めると、獣は口を開けて欲望を垂らした。

「……うっ」
「お願い……私は……ヒロさんの物になりたいの……」
「――千波!」

 ヒロはガバッと起き上がり、千波の頭を掴み唇を食い荒らす。
 蕾に獣が当たり、電流が走るような疼きが貫いた。
 今度という今度はもう止めようが無かった。
 ヒロは、ユリの柄の布の中へ手を差し入れて蕾を探した。

「あっ……!」

 ビクンと身体を震わせた千波は一瞬失神したかのように見えた。




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