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sunset~君の光になりたい
第29章 止まらない恋情①
ヒロはライブ終了後、楽屋のソファに座り、千波にメールを打っていた。
特に、なんて事の無いメールだが、何となく送りたかったのだ。
"広島、今終わったで?今夜は、最高に調子良かったんや!
千波にも見せたかったな。
明日大阪へ一旦戻るから"
突然、脇をボーカルの銀川にくすぐられ、スマホを落としそうになる。
「阿呆!何すんのや!」
怒鳴ると、銀川はまるで小さな子供が拗ねたように頬を膨らませながら、ヒロの背中を人差し指でぐりぐりと触る。
長身でガタイの良い銀川がこういう子供じみた仕種をしてみせて、
「かわいい」
とか喜ぶのは、女性だけだと思うのだが。
男にこんな事をしても気味が悪いだけだというのに、一体何を考えているのか。
「キモいわ!何すんねん!」
軽く殴ろうとするが、ひょいとかわされる。

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