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夢を叶えて?ぺコリーヌ☆
第6章 異界から来たベイビー①
「勇ちゃん……もう充分じゃない?
根を詰めすぎてお出掛け前に疲れちゃうわよ?」
「い――や!まだここに埃が!ほらっ!」
リビングのテレビ台を人差し指で擦ると、埃が付着する。
オカンは忌々しい、とでも言いたげに顔をしかめて居た。
「埃で死にはしないって昔のじーちゃんやばーちゃんは言うけど、埃マジで怖いからね!?
埃の中には色んな生き物がうじゃうじゃいるんだよ?
無数のワケわからん生き物が空気中に漂っているわけ!
それを知らずに母さんも岳人も肺の中に吸い込んでるのっ!
……ああ怖い怖い怖いっ……だからこんな埃は家の中にあったらダメなの!」
僕は血眼になり家中の拭き掃除に明け暮れていた。
今日は土曜日。
ジミー、いや、鈴木勇人に取って生まれて初めてのビッグイベントだ。
今夜6時から我が家の隣の隣のライブハウスで人気バンド「クレッシェンド」のライブがある。
そう、僕は河本茜と行くのだ!
元々は岳人と行く筈だったが、奴は何か用事があるらしい。
まあ、どうせ女絡みだろう。
茜を誘う勇気がなかった僕はペコリーヌの力を借りたのだ。
茜もクレッシェンドの大ファンらしく、二つ返事てオッケーだった。
この願いの代償は毛根が幾つ分なのだろうか。
考えると恐ろしい。
根を詰めすぎてお出掛け前に疲れちゃうわよ?」
「い――や!まだここに埃が!ほらっ!」
リビングのテレビ台を人差し指で擦ると、埃が付着する。
オカンは忌々しい、とでも言いたげに顔をしかめて居た。
「埃で死にはしないって昔のじーちゃんやばーちゃんは言うけど、埃マジで怖いからね!?
埃の中には色んな生き物がうじゃうじゃいるんだよ?
無数のワケわからん生き物が空気中に漂っているわけ!
それを知らずに母さんも岳人も肺の中に吸い込んでるのっ!
……ああ怖い怖い怖いっ……だからこんな埃は家の中にあったらダメなの!」
僕は血眼になり家中の拭き掃除に明け暮れていた。
今日は土曜日。
ジミー、いや、鈴木勇人に取って生まれて初めてのビッグイベントだ。
今夜6時から我が家の隣の隣のライブハウスで人気バンド「クレッシェンド」のライブがある。
そう、僕は河本茜と行くのだ!
元々は岳人と行く筈だったが、奴は何か用事があるらしい。
まあ、どうせ女絡みだろう。
茜を誘う勇気がなかった僕はペコリーヌの力を借りたのだ。
茜もクレッシェンドの大ファンらしく、二つ返事てオッケーだった。
この願いの代償は毛根が幾つ分なのだろうか。
考えると恐ろしい。

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