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夢を叶えて?ぺコリーヌ☆
第10章 ザ・試練の果て
すると、目の前にちんまり小さなジャムが現れた。
うるうるした黒い眼でストローを持ち近付いて来る。
僕は両手を拡げた。
「いいよジャム!好きに吸ってくれ!」
ジャムがニヤリとした時、ババババと分身した。
へ?分身?
分身てあの忍者がやるやつか?
僕は無数のジャムに四方八方から囲まれて、何処にも逃げ場がない。
「ひっ……ちょ、ちょい待ち!何故こんな沢山!一人にジャム大勢なんて卑怯じゃないか――!」
ジャム達は、EXILEみたいにくるくると踊りながら一斉にストローを僕に向ける。
「ハヤト。タンマリ頂クゾ」
「ひ、ひ、ひ」
僕は腰を抜かすが、下からヌッと茶色いモサモサの腕が出てきて身体をがんじがらめにされて絶叫する。
幼い頃からの思い出が頭の中でスライドショーを始める。
お父さんお母さん、細目に生まれた運命を恨んだ事もあるけど、僕を今日まで育ててくれてありがとう……
僕はきっと、悪魔と化したジャムに体液全てを抜き取られて死ぬんだ……
僕は目を瞑り手を合わせて祈った。
目を瞑れば浮かんでくるのが、西くんの歌う姿……
ああ、西くん……
この人生の最後に西くんに恋して僕は幸せだったよ……
大勢のジャムの眼が一斉に緑に光った時、僕の目の前は真っ暗になった。
うるうるした黒い眼でストローを持ち近付いて来る。
僕は両手を拡げた。
「いいよジャム!好きに吸ってくれ!」
ジャムがニヤリとした時、ババババと分身した。
へ?分身?
分身てあの忍者がやるやつか?
僕は無数のジャムに四方八方から囲まれて、何処にも逃げ場がない。
「ひっ……ちょ、ちょい待ち!何故こんな沢山!一人にジャム大勢なんて卑怯じゃないか――!」
ジャム達は、EXILEみたいにくるくると踊りながら一斉にストローを僕に向ける。
「ハヤト。タンマリ頂クゾ」
「ひ、ひ、ひ」
僕は腰を抜かすが、下からヌッと茶色いモサモサの腕が出てきて身体をがんじがらめにされて絶叫する。
幼い頃からの思い出が頭の中でスライドショーを始める。
お父さんお母さん、細目に生まれた運命を恨んだ事もあるけど、僕を今日まで育ててくれてありがとう……
僕はきっと、悪魔と化したジャムに体液全てを抜き取られて死ぬんだ……
僕は目を瞑り手を合わせて祈った。
目を瞑れば浮かんでくるのが、西くんの歌う姿……
ああ、西くん……
この人生の最後に西くんに恋して僕は幸せだったよ……
大勢のジャムの眼が一斉に緑に光った時、僕の目の前は真っ暗になった。

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