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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第27章 群がる蟻たち
 ここ1時間ほどはそんな感覚は忘れていた柚子であったが、そこでまた腹の内側に熱さを覚え始める。

 「あぁー、この感じ…やばい…また良くない妄想をしてしまいそう…」

 いけない、よくない、と思いながらも、柚子はそこを凝視していた。

 清隆はこの状況をどう感じているのだろうと、顔をあげて下から清隆の表情を伺うと、清隆もそれに気づいて視線を落としてきた。
 
 ん?というような雰囲気で首をかしげると、清隆は少し左手の力を込めて柚子の体を引き寄せた。

 ぁんっ…と思わず声が漏れて、柚子は顔を赤らめる。
 そして柚子を引き寄せた清隆の左手は、柚子の乳房の上にふわりと乗せられた。

 「あっは…」

 すこし骨ばった手のひらの熱さを身体の敏感なところに感じて、柚子の体は徐々に開き始める。

 気が付けば、千鶴はリビングからいなくなっていた。この広いリビングの、大きなソファの上に二人きりである。
 
 「柚子…ちゃん…」

 清隆の右手に顎の下から頬にかけてをそっと撫であげられると、わずかな震えと共に柚子の全身から力は抜けていった。

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