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第6章 バレンタイン企画

どんなにソウしたくても、行動に移す事はない。願わくば真純から俺に強請って欲しい。

熱い頬に右手でそっと触れる。上へ身体滑らせて唇を重ねた。
リップ音をたてながら啄み、頬から耳朶へ指を滑らせる。そこを優しく擽ると肩をすくませ
「ふっう、んっ」
甘い吐息が漏れた。
自由な手で右の膨らみを包む。期待するかの様にふるりと震えた身体。口付けを交わしながら柔く揉んで、乳首に親指を掛けた。真純の肩に力が入る。キュッと押し込むと
「んんっ！」
ビクンと跳ねて
「ここ？」
軽くつねると
「あっ！あっ！」
高い声で啼き始める。
引っ張り上げてクリクリと磨り潰す。きつく捻って時に爪を引っ掛けて
「ひゃあん！やっ、あぁっ！」
喘ぐ姿に口角が上がった。
「真純、ここ？」
「あっ、そ、そ……こっ！やっ」
快感から逃れようと身悶えする様に鳥肌が立つ。腹の底が熱い。
「たっくまさ、ぁん」
赤い目元に涙を浮かべ、欲の灯った瞳に見上げられ

ヤッバ……

一気に自身が加熱していく。
噛み付く様に唇を重ね、逃げる舌を絡め取る。角度を変えて深く長く口腔を侵して
「んっ……ふっ……、んん」
口端から溢れた唾液を舐め取った。