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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第4章 嵐の夜
 楓は眠っている時繁を起こさないように気を付け、軋む戸をそっと開けて外に出た。二人が初めて出逢ったあの場所―浜辺まで歩く。
 海は今日も大きく偉大だ。その上にひろがる空は東の端から序々に茜色に染まり始めていた。空全体はまだ夜の名残を残し、薄い藍色がひろがっている。夜明けが近いのだ。
 楓は淡く微笑し、次第に明け初(そ)めてゆく黎明の空を眺めた。ふいに背後から抱きしめられた。
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