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夢のうた~花のように風のように生きて~
第2章 《悲劇の始まり》
「何か、ご用ですか」
 我ながら、愕くほどよそよそしい声だった。たとえ昔は主筋とはいえ、現在、定市は良人であり、この美濃屋の主人である。最早、昔のようにお嬢さまが手代に対するような口のきき方は許されない。言うならば、二人の立場は逆転したわけだ。
 だが、定市は何も言わず、すっと部屋の中に入り込み、障子を閉めた。お千香は訝しむような眼で定市を見た。
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