この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第28章 琴子〜密林の奥地で
「こちらが拠点となるステーションです」
大河にボートを走らせておよそ3時間。
一行はようやく目的地に到着した。
「あなた、いい天気ね」
異国にいることを教えるような濃い青空から、強烈な日差しが降り注いでくる。
「琴子、そんなことを言ってられるのも今のうちかもしれないよ」
「平気よ。私、ここ何年もこんな場所に戻ってくることを夢見てたんですから」
妻の言葉が、どこか夫を責めるように響く。
希少な動植物を対象にした写真家として、キャリアを積んできた琴子。
ある程度名前の知れた彼女であるが、それは撮影した写真だけが理由ではなかった。
外見の良さ。
不適切であるかもしれないが、その美貌が彼女の名前を売っている要素の一つであることは紛れも無い事実であった。
長い手脚と豊かな胸、身長170センチ近くという長身の女流写真家。
40歳になった今でも、彼女の肉体には躍動感、そして力強さが宿っている。
「カイさん、よろしく頼むよ」
出迎えてくれた男性と、高石惣治は固い握手を交わした。
カイというニックネームの彼は、父親が日本人、母親がこの国の出身というハーフで、日本語が堪能である。
年齢は45歳、この地域の先住民研究では豊富な経験を持っている。
何度かオンラインでやり取りしていたが、惣治が彼と会うのは今日が初めてだ。
ラグビー選手のように、分厚い胸板が印象的な男性。
今回フィールドワークの現地コーディネーターとして、行動を共にする予定である。
「奥様、ですね」
ボートに積まれた大量の荷物を、同乗してきた10名ほどの現地の男性が運び下ろしている。
惣治の横に立つ琴子に、カイは笑顔を浮かべて手を伸ばした。
「カイさんですね。日本語お上手ですね」
「この国で生まれ育ちましたが、父が日本人です」
「強そうな方で安心ですわ」
「ははは・・・、私、びっくりしました」
「えっ?」
「奥様、凄く美人です」
「まあ・・・。今回はお世話になります」
惣治は妻を連れてきてよかったと改めて感じた。
これほどに生き生きとした様子の妻を見るのは、本当に久しぶりだったのだ。
密林の入口という特殊な環境が、妻の色気を高めているようにも思える。
そして、1ヶ月の滞在が始まった。
この地で妻が何を体験することになるのか、この時の惣治はまだ何も知らない。
大河にボートを走らせておよそ3時間。
一行はようやく目的地に到着した。
「あなた、いい天気ね」
異国にいることを教えるような濃い青空から、強烈な日差しが降り注いでくる。
「琴子、そんなことを言ってられるのも今のうちかもしれないよ」
「平気よ。私、ここ何年もこんな場所に戻ってくることを夢見てたんですから」
妻の言葉が、どこか夫を責めるように響く。
希少な動植物を対象にした写真家として、キャリアを積んできた琴子。
ある程度名前の知れた彼女であるが、それは撮影した写真だけが理由ではなかった。
外見の良さ。
不適切であるかもしれないが、その美貌が彼女の名前を売っている要素の一つであることは紛れも無い事実であった。
長い手脚と豊かな胸、身長170センチ近くという長身の女流写真家。
40歳になった今でも、彼女の肉体には躍動感、そして力強さが宿っている。
「カイさん、よろしく頼むよ」
出迎えてくれた男性と、高石惣治は固い握手を交わした。
カイというニックネームの彼は、父親が日本人、母親がこの国の出身というハーフで、日本語が堪能である。
年齢は45歳、この地域の先住民研究では豊富な経験を持っている。
何度かオンラインでやり取りしていたが、惣治が彼と会うのは今日が初めてだ。
ラグビー選手のように、分厚い胸板が印象的な男性。
今回フィールドワークの現地コーディネーターとして、行動を共にする予定である。
「奥様、ですね」
ボートに積まれた大量の荷物を、同乗してきた10名ほどの現地の男性が運び下ろしている。
惣治の横に立つ琴子に、カイは笑顔を浮かべて手を伸ばした。
「カイさんですね。日本語お上手ですね」
「この国で生まれ育ちましたが、父が日本人です」
「強そうな方で安心ですわ」
「ははは・・・、私、びっくりしました」
「えっ?」
「奥様、凄く美人です」
「まあ・・・。今回はお世話になります」
惣治は妻を連れてきてよかったと改めて感じた。
これほどに生き生きとした様子の妻を見るのは、本当に久しぶりだったのだ。
密林の入口という特殊な環境が、妻の色気を高めているようにも思える。
そして、1ヶ月の滞在が始まった。
この地で妻が何を体験することになるのか、この時の惣治はまだ何も知らない。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


