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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第27章 春奈〜夫に依頼されたデート
「駄目っ、誠也くん・・・」

水平線に陽が沈もうとしている。

海のすぐ近く、ボードウォークの先端で春奈は悶えるように彼に懇願した。

「春奈さん・・・」

いじめるように、その指先を人妻の唇に押し付けてくる彼。

ついさっき、その指でクリームを取り除かれたとき、春奈が覚えた背徳な欲情が再び押し寄せてくる。

駄目っ、こんなの・・・

心の中でそう懇願しながら、春奈は彼の背に這わせた指先に力を込めた。

「春奈さん、しゃぶって」

「いやっ・・・」

「口の中に入れるよ」

「待って・・・」

密着する彼の下半身が、一層硬く、たくましく盛り上がる。

夫のそれとは全く違う若者の情熱が、乾いた人妻を確かに追い詰めていく。

彼の指先が、きつく閉ざされた春奈の唇の隙間に入り込んできた。

「やんっ・・・」

甘い喘ぎ声を漏らしながら、人妻は彼の指先を受け入れた。

濡れた舌先をそれに絡めた瞬間、春奈の下腹部が妖しく疼いた。

「春奈さん、凄くエッチです」

「言わないで・・・」

夕陽に包まれながら、人妻は立ったまま彼の指を咥え、細い美脚を震わせる。

「立ってられないの?」

「だって、誠也くんが・・・」

甘い声色で何とか答えながらも、無意識のうちに彼の指に舌を絡める春奈。

人妻に指をしゃぶらせ、若者はもう一方の手で彼女の柔らかな美尻を揉みしだく。

あんっ・・・

キャミソールワンピースに包まれた春奈の肉体が、彼にいじめられていく。

ああっ、もう・・・

人妻の全身に拡散する背徳な快感。

あなた、いいのかしら・・・、私、こんなことまで彼に許して・・・・

言い訳するように、人妻は遠い地にいる夫にそうささやいた。

「誠也くん・・・」

これ以上は無理という雰囲気で、春奈は抱きしめてくる彼を見つめた。

「春奈さん、目を閉じて」

彼が欲しがっているもの、それは恋人同士なら当然の行為なのかもしれない。

そして、それは春奈がそのとき、欲しがっているものでもあった。

「いいわ・・・」

素直に瞳を閉じ、人妻は顎を上げ、彼の背で指先を震わせる。

人妻の唇から指先を引き抜いた彼は、彼女を引き寄せてその額に軽いキスを与えた。

「・・・」

「本当にキスしたら、課長に叱られますから」

欲情を告白することもできず、春奈はただ、彼の胸に顔を埋めることしかできない。
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