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姉枕
第1章 東京……十八歳
 フェラチオを中断して、いたずらに、尿道口からあふれ出た我慢汁をペロペロ舐め始めた。
「あぅ」
 僕は悲しくうめいた。ずっと思っていたことだけど、姉さんはずるい。おめこを舐めさせるときだって、自ら四つん這いになって誘うくせに、気づくと僕のほうが夢中になっている。逆におちんちんを舐めるときは「だめな姉さん」になりきって、浅ましい姿を見せて、僕の興奮をあおってくる。そして、僕が射精しそうになると、さっとやめて、
「姉さん、もう、入れさせて……」
 こんなふうに懇願させるのだ。わざとそう仕向けているようにも見えないけど、僕はやっぱり姉さんには勝てない。姉さんの手のひらで転がされている気分だ。
「はる……」
 切なげな声と濡れた瞳で姉さんが見上げてくる。そんな仕草を見せられたら、僕はますます弟であることを忘れて、暴力的な雄になってしまう。
「入れたいよ!」
 ギラギラとした目で姉さんを見下ろしながら叫んだ。
「あぁ……そんなに怖い顔しないで。はる。いいよ……犯していいよ。お姉ちゃんのこと、犯していいよ」
 体の力が抜けたように、くね~っと、シングルサイズのベッドに姉さんは仰向けに寝転んだ。犯して、と言いつつ、どういう体位で犯すかは、姉さんのそのときの気分次第だった。今日は、正常位で犯されたい気分のようで、仰向けになって、すでに股も開いていた。
「はあはあ、姉さん……」
 息を荒げて、僕は姉さんに覆いかぶさった。体位など、なんでもよかった。とにかく早く姉さんの中に入りたい。
 僕は姉さんの股のあいだに体を差し込み、上半身を倒した。すぐ犯せるように、両手で姉さんの両足をMの字に押し広げる。やっぱり一年前より脚も細くなっていて、すらりと長い。
「あん」
 股を広げさせられた、姉さんが可愛い声を漏らした。避妊はしなくていいみたいだ。
 危険日ならこの時点で姉さんは「つけなきゃ」と伝えてくるからだ。
 今日は、なまセックスでいいんだ。おちんちんがビクビクと脈動した。
 なまセックス、という卑猥な言葉を教えてくれたのも姉さんだ。だめな姉さんとなまセックス、この二つのワードが脳裏に浮かぶだけで、僕はまだ動いてもいないのに、はあはあと息があがる。仰向けに寝転んでいる姉さんは普段よりも目が切れ長に見えて、すごく色っぽい。
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