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セックスしないと出られない部屋に母ちゃんと
第3章 勃起
「そうよ。 私は光彦の母親よ」
母ちゃんも天井を向いて話す。

天井にはカメラがあって、AIはそれを通じて部屋の中を見ている。

『貴女は先ほど、自分は光彦さんの女友達だって言いましたよね』
天井に埋めこまれたスピーカーを通じて、AIが話す。

「あれは冗談よ。 本当は母親なの。 年齢も45才で…」
母ちゃんが話し続ける。

『信じられません。 貴女はもっと若く見ます』

「あらっ…そうかしら?」
こんな非常事態なのに、母ちゃんの声が少し嬉しそうになる。

確かに母ちゃんは、実年齢よりは若く見えるかもしれないけど…。

「母ちゃんの年齢を証明できる物はない? それをAIに見せれば…」
僕は母ちゃんにアドバイスする。 名案だと思った。

「マイナンバーカードは持ち歩かないし…。 何もないわね…」
自分のハンドバックを漁りながら、母ちゃんが答える。

母ちゃんは運転免許も持ってない。
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