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セックスしないと出られない部屋に母ちゃんと
第2章 閉ざされた扉
『私は淫らな理由でトイレを監視しているわけではありません』
AIが再び母ちゃんに話しかける。

「私たちの会話をAIに聞かれているの?」
母ちゃんが尋ねる。

「天井のマイクで音声は拾われてるよ。 小声で話すと、AIには聞かれなけど」
僕は母ちゃんに説明する。

「じゃあ、私とAIは会話できるの?」
母ちゃんはAIに興味を惹かれたようだ。

「この部屋を管理するメインのAIのニックネームはトート。 トートって呼びかけながらメッセージを言うと、トートは応じてくれるよ」

「そうなのね。 じゃあ…こんにちわ。 トートさん」
母ちゃんが天井を見て話す。

『こんにちわ。 綺麗な女性ですね』
AIが言った。

「まあ、お上手ね」
声を弾ませる母ちゃん。

母ちゃんは単純だ。
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