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父に刻印された身体
第1章 ふたりだけの新生活
高学年になり身長が伸びるに従って、私の服装の好みも少しずつ変わっていった。それまでは可愛らしい子ども向けの服を選ぶことが多かったが、次第に幼さを脱ぎ捨てるように、大人びたデザインやシルエットに惹かれるようになっていく。ボディラインが際立つ、すっきりとした服。少し背伸びをするような気持ちで、鏡の前で服を選ぶひとときが楽しかった。
普段は細身のパンツを好んでいたものの、父と並んで歩くときには、あえて大人っぽい感じのタイトなミニスカートを選ぶことが多かった。無意識のうちに「親子」として見られるのを避けたいと思っていたのかもしれない。どこかで、父と私が対等なひとりの大人として映るようにと願っていた。
一緒に買い物へ出かけ服を選ぶときも、自然とミニスカートやワンピースに手が伸びた。父は私の服装について多くを語ることはなかったが、私ひとりで出かけるときには、あまり露出の多い服を着ないようにと、どこか言いにくそうな様子で歯切れが悪かったが、反対されることはなかった。
そんな父も、私の勧めで少しずつおしゃれを楽しむようになった。私が提案したのは、イタリアの「イケオジ」を思わせるような、洗練された大人の男性らしいスタイルだ。最初は照れくさそうだった父も、店員さんから、
「お父様、すごく素敵ですね。本当におしゃれでセンスが良いです」
と褒められるうちに、自信を持ってそのスタイルを楽しむようになっていった。父が褒められて満面の笑みを浮かべる私の姿を見たくて、父はますますおしゃれに磨きをかけていったのかもしれない。そんな父を見るのが、私は嬉しくてたまらなかった。
普段は細身のパンツを好んでいたものの、父と並んで歩くときには、あえて大人っぽい感じのタイトなミニスカートを選ぶことが多かった。無意識のうちに「親子」として見られるのを避けたいと思っていたのかもしれない。どこかで、父と私が対等なひとりの大人として映るようにと願っていた。
一緒に買い物へ出かけ服を選ぶときも、自然とミニスカートやワンピースに手が伸びた。父は私の服装について多くを語ることはなかったが、私ひとりで出かけるときには、あまり露出の多い服を着ないようにと、どこか言いにくそうな様子で歯切れが悪かったが、反対されることはなかった。
そんな父も、私の勧めで少しずつおしゃれを楽しむようになった。私が提案したのは、イタリアの「イケオジ」を思わせるような、洗練された大人の男性らしいスタイルだ。最初は照れくさそうだった父も、店員さんから、
「お父様、すごく素敵ですね。本当におしゃれでセンスが良いです」
と褒められるうちに、自信を持ってそのスタイルを楽しむようになっていった。父が褒められて満面の笑みを浮かべる私の姿を見たくて、父はますますおしゃれに磨きをかけていったのかもしれない。そんな父を見るのが、私は嬉しくてたまらなかった。

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