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月曜日の処方箋
第8章 ローター…?
あれから二週間――。
約束の日である月曜日がやってきた。
久しぶりの産婦人科。
前回の失敗から、毎晩の膣剤挿入は指示通りにしっかりと続け、余計なことをして薬を無駄にするような失態も二度と犯さなかった。
それでも、あの診察室特有の緊張感や、かつてのトラウマがよみがえり、待合室の椅子に座る陽菜の心臓はやはり早鐘を打っていた。
「河崎さーん、お入りくださいね」
名前を呼ばれ、診察室の扉をそっと開ける。
白衣をまとった加藤が、穏やかな笑みを浮かべて椅子を勧めてくれる。
「河崎さん、この2週間、おうちでの膣剤の挿入はちゃんとできたかな?」
「はい……。最初の日にちょっと失敗しちゃったんですけど、次の日からは先生に言われた通り、入れたあとは動かないでちゃんと続けられました……」
顔を赤らめながらそう答えると、加藤は「そうか、しっかり頑張ってくれたんだね。偉かったね」と優しくうなずき、カルテにペンを走らせた。
「お薬の入り具合も問題なさそうだね。それじゃあ、他の体調の変わり目とかで、何か気になることはなかったかな?」
問診票に目を落としながら問う加藤に、陽菜は少し言いづらそうに視線を泳がせた。
「あの……昨日から、生理が来ちゃって……。お薬は昨日でちょうど使い切ったんですけど、今回も相変わらずお腹や腰が重くて、すごく辛いんです……」
前回の診察時にも予兆があった通り、ちょうど2週間経った昨日から生理が始まっていた。もともと重い症状に悩まされていたこともあり、今回も変わらずにずしりと重苦しい痛みが下腹部を締め付けている。
約束の日である月曜日がやってきた。
久しぶりの産婦人科。
前回の失敗から、毎晩の膣剤挿入は指示通りにしっかりと続け、余計なことをして薬を無駄にするような失態も二度と犯さなかった。
それでも、あの診察室特有の緊張感や、かつてのトラウマがよみがえり、待合室の椅子に座る陽菜の心臓はやはり早鐘を打っていた。
「河崎さーん、お入りくださいね」
名前を呼ばれ、診察室の扉をそっと開ける。
白衣をまとった加藤が、穏やかな笑みを浮かべて椅子を勧めてくれる。
「河崎さん、この2週間、おうちでの膣剤の挿入はちゃんとできたかな?」
「はい……。最初の日にちょっと失敗しちゃったんですけど、次の日からは先生に言われた通り、入れたあとは動かないでちゃんと続けられました……」
顔を赤らめながらそう答えると、加藤は「そうか、しっかり頑張ってくれたんだね。偉かったね」と優しくうなずき、カルテにペンを走らせた。
「お薬の入り具合も問題なさそうだね。それじゃあ、他の体調の変わり目とかで、何か気になることはなかったかな?」
問診票に目を落としながら問う加藤に、陽菜は少し言いづらそうに視線を泳がせた。
「あの……昨日から、生理が来ちゃって……。お薬は昨日でちょうど使い切ったんですけど、今回も相変わらずお腹や腰が重くて、すごく辛いんです……」
前回の診察時にも予兆があった通り、ちょうど2週間経った昨日から生理が始まっていた。もともと重い症状に悩まされていたこともあり、今回も変わらずにずしりと重苦しい痛みが下腹部を締め付けている。

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