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月曜日の処方箋
第6章 膣剤挿入
そして――数分後。
「はい、おしまい。綺麗にすっきりしたね。お疲れ様」
ガーゼで泡が綺麗に拭き取られ、ツルツルになったデリケートゾーンの剃毛がようやく完了した。
恥ずかしさで頭がどうにかなりそうだったが、これで終わりではない。
「じゃあ、さっきの続きで、今度はお薬を自分で入れてみる練習をしようか」
再び手鏡とカプセル状の白いお薬がトレイごと差し出される。
陽菜は震える手で鏡を構え、恐る恐る自分の下半身を映し出した。
先ほどまで邪魔をしていた毛が綺麗になくなったことで、見違えるほど視界が開け、入り口の場所が驚くほどはっきりと見えている。
「あ……」
すべてが丸見えになってしまったという強烈な羞恥心に再び顔を赤らめながらも、陽菜は片手でしっかりとヒダを広げた。今度は障害物がないため、指先も迷うことがない。
「そう、その調子。そのままゆっくり押し込んでごらん」
看護師の優しい見守る声に背中を押され、陽菜はカプセルをそっと入り口にあてがうと、そのまま奥へと押し込んだ。
スルリ、と抵抗なく、お薬は痛みもなくスムーズに膣の奥へと収まっていく。
「――入りました……っ」
恥ずかしさで涙目になりながらも、無事に自分でやり遂げた陽菜がそう告げると、加藤と看護師は「うん、すごく上手にできたね!」「これならおうちでも絶対に大丈夫だね」と温かい笑みを向けて褒めてくれた。
「今日はこれで終わりだからね。明日のお風呂上がり、寝る前のタイミングから、毎日忘れずにこの膣剤を入れていこうね」
カプセルを自分で無事に収めた陽菜に、加藤は優しく微笑みながら安心させるように声をかけた。
「次の予約は、また様子を見たいから2週間後でいいからね」
「2週間後……はい、わかりました……」
ほっと一息つきながらうなずく陽菜に、加藤はさらに注意深く付け加えた。
「ちょうど次の通院のあたりが生理の来る頃かもしれないから、もし出血の様子がおかしかったり、何かいつもと違う異常があったりしたら、我慢しないでいつでも病院に電話してきてね」
「はい、ありがとうございます……っ」
丁寧な指示と心遣いに、陽菜は小さく頭を下げた。
これで今日の長い診察と、恥ずかしかった練習のすべてが終わったのだ。
服をきちんと整え、処方されたお薬を受け取って病院をあとにした。

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