この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
智恵の輪
第2章 阿吽の呼吸
和真の指が、背中で緩んでいたワンピースの生地を捉える。傷つけるようにではなく、果実の皮を剥くように、ゆっくりと体から引き離していく。
黒い生地が背中の曲線をたどり、腰へ下がる。その内側から、アイボリーのキャミソールが智恵の体のラインを浮かび上がらせた。
智恵は彼の手が後ろから回ってきた瞬間に、息を止めた。指先が脇をかすめ、キャミソールの生地の上から胸の膨らみに乗った。うつ伏せのままソファに押し付けられていた胸を、彼の手のひらに包まれ、急に意識してしまう。見えないところからの接触、だから触られていることが、恥ずかしくなった。
和真の手が生地の中に沈んでいく。
「ンン…」
智恵の腰がくねり、伏せた体が揺れた。ソファの革が軋み、沈み込んだ座面が元へ戻るわずかな反発のなかで、和真のもう一方の手は腰に残ったワンピースをさらに下へずらした。
黒い生地の隙間から、鮮やかな赤が覗いた。
和真の息が一瞬止まる。
それは、智恵がその内側に忍ばせていた赤いTバックだった。細い布が腰の丸みに沿い、露わになった肌へ鮮やかな線を描いている。智恵が、見られるかもしれないとどこかで決めて選んだ色だった。
和真はそこへ引かれるように手を伸ばした。指先が赤い布の傍らをたどり、露わになった素肌へ触れる。
「ふぅ…ンッ…」
智恵の体が小さく揺れた。逃れかけた腰はすぐに戻り、和真の手のひらへ再び身を預けていく。
黒い生地が背中の曲線をたどり、腰へ下がる。その内側から、アイボリーのキャミソールが智恵の体のラインを浮かび上がらせた。
智恵は彼の手が後ろから回ってきた瞬間に、息を止めた。指先が脇をかすめ、キャミソールの生地の上から胸の膨らみに乗った。うつ伏せのままソファに押し付けられていた胸を、彼の手のひらに包まれ、急に意識してしまう。見えないところからの接触、だから触られていることが、恥ずかしくなった。
和真の手が生地の中に沈んでいく。
「ンン…」
智恵の腰がくねり、伏せた体が揺れた。ソファの革が軋み、沈み込んだ座面が元へ戻るわずかな反発のなかで、和真のもう一方の手は腰に残ったワンピースをさらに下へずらした。
黒い生地の隙間から、鮮やかな赤が覗いた。
和真の息が一瞬止まる。
それは、智恵がその内側に忍ばせていた赤いTバックだった。細い布が腰の丸みに沿い、露わになった肌へ鮮やかな線を描いている。智恵が、見られるかもしれないとどこかで決めて選んだ色だった。
和真はそこへ引かれるように手を伸ばした。指先が赤い布の傍らをたどり、露わになった素肌へ触れる。
「ふぅ…ンッ…」
智恵の体が小さく揺れた。逃れかけた腰はすぐに戻り、和真の手のひらへ再び身を預けていく。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


