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愛撫の先に…結城啓輔の事情
第1章 プロローグ
予言で寝た次の日。
彼は6時にベッドから出てバスローブのまま身体の血流をよくする為にも起きた後には簡単なストレッチを欠かさない。
自分の朝食の為に玉ねぎのコンソメスープを作り野菜サラダにノンオイルを少しだけ、トースターで焼いた食パンにマーガリンを適量塗る。

ジム終わりの昼の為に多めに作っているので冷めてから容器に移し冷蔵庫に入れた。

久しぶりに女性を抱いたと彼は昨夜思ったが1週間前に抱いてるので久しぶりではない。
彼が前の一流企業にいた時には会社内や営業先で抱いてと詰め寄られる為にホテルで毎晩寝ていた事を思うと1週間前というのは結城にとって久しぶりといえよう。

7時前にフロントに入る結城にとって6時に起きる事はその1時間が朝食と自らの身支度の時間、スーツでビシッとさりげなく決められるのだ。

他の従業員が来る前に電球等備品の在庫も確認したりしている。


そんな風に何気ない日常が2日程過ぎた。
そして3日目、4日目あたりからスイートタイムの結城自身のページに予約の矢印が点滅するようになっていく。

【うちの会社のきつめのあの子に彼氏が出来て腰までの髪を10センチ、なんか見た目変わったっていうか…見た目を気にしていたからアタックは諦めてたらしくて…だから余計に彼氏とのツーショットにあてられちゃって…何の努力?って聞くと予言の彼と寝ただけだって言うの―――あたしもお願い出来る?】
そんなコメントが入ってきていた。

【どうぞ、希望の場所と時間を明記して折り返しコメントしてください、結城】
仕事の合間にそう返事をするとコメントはその日のうちに書き込まれ約束がなされる。

依頼人、そして予言の結城。
特に希望する場所もないらしく2007のベッドが夜21時過ぎから軋む。

『きて…もうイキそうなの…』
髪の短い女性は手を広げる。

そんな女性のイク姿に彼も汗をかきながら激しく打ち込むと気持ちよさそうに女性は声をあげイッた。

お互いに身なりをきちんとした時彼は女性に予言すると彼女はこれでもう恋が叶っていくんだと嬉しそうに笑う。

次々と予言依頼が続き寝る事も営業マンの頃のように毎日だと少し飽き飽きして2日程余白がほしいくらいに思えてくる。

それでも依頼があれば彼は予言をするので1人1時間で済ませる事も、そこは盛り上がり加減なのだ。
長い時もあれば1時間で終わる事も。
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