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第12章 M Lesson ５回目

今…『会いたかった』って…言った？

「セイ……んっ！」

言われた事を聞き返そうとした瞬間、唇が塞がれた。

下から押し上げる様に唇が咥え込まれ、セイジの舌で転がされる。

クチュクチュ…クチャ…

「ん…ふぐぅ…うんっ…」

セイジは膝立ちのまま両手で乳房を掴み、円を描く様に揉み出した。

心地良い熱と感覚が広がって、蕩けそう…

セイジの唇に被さる様に、肩に掴まってバランスをとった。

ジンジンと奥が疼いて…ジンワリと蜜が溢れてくるのが分かる。

何度も向きを変えながら…
お互いの唇の感触を…
舌の柔らかさを…

求め合った…。

「はぁ…はぁ…」

僅かな隙間から息を吸い込むと…

ピチャ…

透明な糸を繋ぎながら…唇が離された。