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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第10章 私は狡い
「ごめんなさい。取り込んでいて、LINEの確認が遅くなりました。参加の可否に関しては、参加しませんので、よろしくお願いいたします」
丁寧だけど、
高を括ったようなゼロ回答。
『見くびられた』と
彼らが怒るように仕向けた。
案の定、翔太くんが、
「参加しませんだ?舐めてんのか、こら!」
と、明らか怒りの表現。
「グループLINEを読んだよね?わかっているの!」
壮太くんも同じような感じ。
さすがに、俊也くんは、
二人とは立場が違うからか、
メッセージはなかった。
葵ちゃんも反応はない…。
「家族が寝てからでいいから、絶対、来いよ。でないと、昨日の朝の動画も、夜の動画も、全部、インターネット上にアップするぜ。FC動画のアダルトやXVideosとかにアップしてやろうか。世界中に配信されるし、近所のオッサンまで見られて、ポツンと一軒家でも探して住まないといけなくなるぜ」
翔太くんが
さらにメッセージを送ってきた。
「わかってんのか?お前に選択肢はない」
今度は壮太くんの怒りのメッセージ。
そこで、やっと、
「と言っても都合が悪いのは仕方がないんじゃ?」
と、俊也くんのメッセージが…。
「都合?何とか言えよ」
直ぐに翔太くんが反応した。
ボールが私に回ってきた。
「既婚者なのよ。わかってる?」
私は敢えて、挑発するように訊いた。
たぶん、カチンと来るはず…。
そして、期待通り、
「なめてんじゃねーぞ。お前に選択肢なんてないんだよ!」
翔太くんより
先に壮太くんがキレた。
「だから言っているだろ?アバンチュールだって。いつまでセックス一つ碌にしてくれない旦那に義理立てしてるんだ?お前は俺達の言うとおりにしていればいいんだよ」
翔太くんも、
間髪入れずにメッセージを送ってきた。

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