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パートタイマーの淫乱人妻・美香~主婦の仮面を脱ぐ午後
第2章 熟れる体~不倫という劇薬
仕事の最中にあけすけに年下の男を誘惑する朱音の言葉に呆れながら、胸の奥ではドロリとした嫉妬が渦を巻いた。主婦としての貞淑さに縛られる一方で、ますます増す性欲との間で苛まれてきた私が、偶然にも手に入れた甘い蜜。それを、ただの気まぐれな若さで横取りされてたまるものか。

私は書類のファイルをパチンと少し大きめの音を立てて閉じると、満面の笑みを貼り付けて二人に近づいた。

「ねえ、朱音。亮介くんを困らせちゃだめよ。そういう話は仕事が終わってから、どこか外でしなさい。聞いてたのが私だったから良かったけど、薬局長なんかに聞かれたら後で説教ものよ」

「え~っ、美香先生って堅いのね~! これぐらいの話、別にしてもいいじゃないですか~。中野くんも若いんだし、私みたいなピチピチの女子と飲みに行きたいよね?」

朱音は悪びれもせず、逆に亮介の腕に胸をぴったりと押し付けた。亮介は助けを求めるように私を見つめてくる。その瞳には「美香先生、助けて」という情けないSOSと、同時に「美香先生に嫉妬してほしい」という密かな期待が混ざり合っていた。

(可愛い……本当に、いじめたくなるほど愛らしいわ)

私は心の中で甘い溜息をつきながら、仕掛けを繰り出すことにした。若い茜には真似できない、熟れた大人の女だからこそ醸し出せる艶やかな誘惑を。

「そうね、若い子同士で飲みに行くのも楽しそうね。……でも亮介くん、今日の朝、私に相談してくれたじゃない? 『最近肩こりと腰の痛みがひどくて、夜も眠れない』って」

「えっ……? あ、はい……? (そんなこと言ったっけ……?)」

呆然とする亮介を無視し、私はすっと彼の背後に回った。白衣の上から、彼の引き締まった肩にそっと両手を乗せる。

「調剤って、立ちっぱなしで同じ姿勢が続くから大変よね。……ほら、ここ。カチカチじゃない」

私の指先が、彼の肩甲骨の輪郭をなぞるように滑る。指の腹で微かな圧をかけながら、彼の耳元に顔を近づけ、隣の茜に聞こえる程度の低い声で囁いた。

「今度、私の自宅でマッサージ、してあげようか?朱音もどう?」

「っ……!!」

亮介の背筋がピンと伸び、息を呑む音が聞こえた。彼の耳たぶが、みるみるうちに赤く染まっていく。私の指先が衣服越しに彼の肩をすっと撫で下ろすと、彼の身体が微かに震えた。
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