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開発された女教師〜純愛の果ての真の快楽〜
第1章 出会い
定刻になり、眼鏡をかけた厳格そうな研修担当教員がマイクの前に立った。

「これより、三ヶ月に及ぶ若手教員合同スキルアップ研修を開始する」

堅苦しい挨拶と生活上のルールの説明がひと通り終わると、そのまま参加者たちによる一人一人の自己紹介へと移った。

​男ばかりの室内で、いよいよ七海の番が回ってくる。彼女は椅子の音を立てずにすっと立ち上がると、全員を見渡して口を開いた。

「さざなみ中学校の橘七海です。専門は社会科です。この三ヶ月間、皆さんと切磋琢磨しながら、指導力の向上に努めたいと思います。よろしくお願いします」

無駄な私情や愛想笑いは一切挟まない、ハキハキとしたサバサバ系の挨拶。デキる女感を見せつけ、早々に席に戻った。

他の有象無象の男たちの、緊張で上ずった自己紹介を冷めた目で聞き流していると、ある男が自己紹介をした。

​「こもれび中学校から来ました、本庄秋です」

​その低く、鼓膜に心地よく響く落ち着いた声に、七海は無意識に視線を上げた。

ちらっと見つめた先にいたのは、185センチはあろうかという高身長の男だった。

スーツをスマートに着こなす抜群のスタイル。端正な塩顔で、目元には育ちの良さを感じさせる穏やかな笑みが浮かんでいる。

いわゆる「優しそうで、知的なイケメン」そのものの雰囲気だった。

​(へえ……スタイルいいし、声が綺麗。落ち着いているわね)

​七海はほんの一瞬だけ、その完璧な佇まいに目を止めた。

だが、そこはサバサバした彼女のこと。「まあ、私には関係ないけど」とそれ以上は特に深く考えることもなく、興味を失ったように視線を落とした。

​その後も淡々と全員の自己紹介が続き、二十人目の挨拶が終わった。

この時、七海はまだ気づいていなかった。今、目の前で優しく微笑んでいるあの高身長の男が、自分を誰よりも深く愛し、そして誰よりも冷徹なドSの覇気で、自らの身体の奥深くまでをガチガチに開発していく「運命の相手」になるということを――。
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