この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
開発された女教師〜純愛の果ての真の快楽〜
第3章 優しい寝室
思い返せば、大学時代に半年だけ付き合った元彼と別れて以来、七海は男性とキスすらしたことがなかった。

​そもそも、これまでの人生で男性経験があるのはその元彼たった一人だけ。

それ以降は、どんなに言い寄られても惰性で流されることを拒み、凛としたサバサバ系女子として自分を律してきたのだ。

​あまりにも長い期間、異性との甘い空間から遠ざかっていた。

そんな自分が、あっち向いてホイのゲームに流され、今まさに唇を重ねようとしている。

その急転直下な状況に、七海の頭の処理は完全に追いついていけなかった。

​緊張で吹き出す汗も、パニックで震える指先も、すべては経験の浅さと、彼がもたらす圧倒的な主導権のせいだった。

​「……ごめん。私、ちょっと、こういうの久しぶりすぎて……」

​秋の胸板に両手を当てたまま、七海は黒髪のミディアムヘアを伏せ、消え入るような声で溢した。

格好悪い自分を晒している恥ずかしさで、キリッとした二重の瞳からは今にも涙がこぼれ落ちそうだった。

​けれど、そんなパニックに陥る理性のすぐ裏側で、七海の身体は全く別の本音を叫んでいた。

​恥ずかしい、緊張する、待ってほしい。

そうやって必死にブレーキをかけようとする思考をすべて焼き尽くすほどに、胸の奥からは、抗いようのない熱い衝動が湧き上がってくる。

​(……でも、したい)

​秋とキスがしたい。その薄い唇が自分のものに重なる瞬間を、身体が狂おしいほどに求めている。

​そんな七海の矛盾した葛藤を、秋は見逃さなかった。

胸元に置かれた彼女の小さな手を、秋の大きな手が優しく包み込む。

拒絶ではない、ただ戸惑っているだけの熱を手のひらから感じ取った秋は、涼しげな瞳をふっと細め、低く甘いタメ口で囁いた。

​「大丈夫。ゆっくりでいいよ、七海」

​その優しさに満ちた声の響きが、かえって七海の最後の防壁を完璧に融解させていく。

​秋は七海の手をベッドの上へと優しく引き上げ、もう一度、今度は逃がさないように彼女の顎を指先で捉えた。

今度は「ちょっと待って」とは言えなかった。

七海は潤んだ瞳をゆっくりと閉じ、火照った身体のすべてを、秋へと委ねていった。
/43ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ