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開発された女教師〜純愛の果ての真の快楽〜
第3章 優しい寝室
「あっち向いて――ホイ!」

​秋の長い指先がまっすぐ下を向いた瞬間、釣られるようにして、七海は小さく下を向いてしまっていた。

​「……5回連続。俺の勝ちね」

​秋はいたずらっぽく、けれどどこか冷徹なまでに迷いのない笑みを浮かべて拳を下ろした。

大きな身体が、ベッドのマットレスを軋ませながらじわりと七海の方へ近づいてくる。

​「約束通り、キスね」

​低いタメ口が狭いシングルルームの空気を震わせた瞬間、七海の心臓は爆発しそうなほどの音を立てて脈打ち始めた。

​どうしよう、本当に5回連続で負けちゃうなんて――。

ドギマギという言葉では到底足りないほどのパニックが、七海の全身を駆け巡る。

サバサバ系としていつも周囲をリードする立場にいる彼女にとって、ここまで完璧に男の主導権に嵌められた経験はなかった。

​あまりの緊張と、お酒の酔い、そして目の前に迫る秋の圧倒的な熱量に、七海の身体は完全に防衛本能を失っていた。

黒髪のミディアムヘアの隙間から覗くうなじや、鎖骨のあたりから、じっとりとした熱い汗が大量に吹き出してくる。

​「……七海、すごい汗だよ? 大丈夫?」

​秋がふっと動きを止め、涼しげな目を少しだけ丸くして問いかけてきた。

その大きな手が、七海の汗ばんだ首筋にそっと触れる。

​「(――っ!)」
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