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ちょっとした刺激
第1章 異変
 太ももから膝へと舌を這わせて行く燿。穂乃花はどんな演技をしようか考えていた。自分にとってこの状況は可笑しいだけで、あまりエロティックな気持ちになれそうもない。
 その時。足元でカチャカチャと金属音が鳴る。

「ちょっと……」

 手錠は二個ではなかった。燿は残る二つの手錠も出し、穂乃花の足にそれぞれ取り付けていた。

「それじゃ、動けなくなっちゃう」

 手錠はロープでベッドの足に繋がれた。膝を軽く曲げるくらいの余裕はあるものの、立ち上がる事は出来ない。そればかりか。

「うそでしょ、何それ、モゴッ……」

 燿はさらにギャグボールまで出して来て穂乃花の頭に掛ける。そしてしまいにはアイマスクまでつける。

 これでは急にトイレに行きたくなったらどうするのか。しかし燿は穂乃花の心配などお構いなしに、激しい愛撫を始める。
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