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ちょっとした刺激
第1章 異変
 ベッドに入った二人。
 普段は燿がリードして穂乃花にキスをするのだが、この夜は燿は黙って仰向けになっていた。
 早く子供が欲しいと思っていた穂乃花は、自分から燿に抱きつき、その唇に舌を這わせる。
 すると燿は、横目で穂乃花を見てつぶやいた。

「あのさ……今日はちょっと、道具を使ってもいい……?」

 燿はそう言って、ベッドの下から雑貨屋の包みを出して来た。穂乃花がただ目を丸くする中、燿は包みから赤い合革製の手錠を取り出して見せる。

「すごーい、こんなの本当に売ってるんだ」
「その……穂乃花がいやじゃなければ」

 こういう器具に興味はなかったが、自分達も結婚4年目、そういう刺激も必要なら仕方ないと、穂乃花は思う。今日は月で一番確率が高くなる日だし失敗したくない。

「うん……いいよ」
「良かった、それじゃ」
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