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ウイングの徒然草
第9章 FEB 19 1973
さらに別の機密再現映像には、2007年10月25日午前2時20分という日時が表示されていた。画面のタイトルは、宇宙人No.10への「INTERROGATION(尋問)」。手術室のような場所で、複数の人間が一体の地球外生命体を押さえている。「頭部と右腕を固定しろ」という指示があり、拘束された生命体はカチカチという音を発していた。
1973年にはNo.4からNo.7。2007年にはNo.10。
わずか2-3秒で通り過ぎる映像だが、画面を止めて見ると、地球外生命体が長期間にわたって番号で管理されてきたことを示しているだった。ほかにも、1965年にペンシルベニア州で起きたケックスバーグUFO墜落事件の再現映像も挿入されていた。
この作品のラストシーンには賛否がある。だが、2007年の「INTERROGATION(尋問)」を確認した後では、最後に発せられる「Listen」という言葉の響きが少し変わってくる。
地球人は約80年も彼らを尋問してきた。しかし、本当は一度も彼らの言葉を聴いていなかった。
だからこその「Listen」なのではないか――
そう考えると、これは単に宇宙人の存在を公表する映画ではない。情報を力ずくで引き出そうとしてきた人類に対して、まず相手の声を聴くよう促す映画にも見える。
スピルバーグ監督がそこまで意図して配置したのだとすれば、その情報収集力と細部へのこだわりには驚かされる。
1973年にはNo.4からNo.7。2007年にはNo.10。
わずか2-3秒で通り過ぎる映像だが、画面を止めて見ると、地球外生命体が長期間にわたって番号で管理されてきたことを示しているだった。ほかにも、1965年にペンシルベニア州で起きたケックスバーグUFO墜落事件の再現映像も挿入されていた。
この作品のラストシーンには賛否がある。だが、2007年の「INTERROGATION(尋問)」を確認した後では、最後に発せられる「Listen」という言葉の響きが少し変わってくる。
地球人は約80年も彼らを尋問してきた。しかし、本当は一度も彼らの言葉を聴いていなかった。
だからこその「Listen」なのではないか――
そう考えると、これは単に宇宙人の存在を公表する映画ではない。情報を力ずくで引き出そうとしてきた人類に対して、まず相手の声を聴くよう促す映画にも見える。
スピルバーグ監督がそこまで意図して配置したのだとすれば、その情報収集力と細部へのこだわりには驚かされる。

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