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ウイングの徒然草
第5章 一冊の本
少し前から準備していた作品を、Kindleで一冊の本にしました。
投稿サイトに作品を載せることは、これまでも何度もしてきました。けれど、ひとつの本として形にするとなると、やはり少し感覚が違います。
同じ文章のはずなのに、縦書きにして、表紙をつけて、目次を整えて、あとがきを入れる。それだけで、作品が少しだけ自分の手を離れていくような気がしました。
投稿サイトに載せている時は、どうしても「更新している作品」という感覚があります。
今日はここまで。
次はこの場面。
読者さんの反応を見ながら、また続きを書いていく。
そういうライブ感がありました。
けれど、本にする時は違います。
最初から最後まで、ひとつの形にまとめる。自分で書いた文章を、もう一度最初から読み直す。誤字を直し、表現を整え、流れを確認する。その作業をしていると、書いていた時には気づかなかったものが見えてきます。
この場面は、こういう意味があったのか。
この台詞は、ここに繋がっていたのか。
この人物は、最初からここへ向かっていたのかもしれない。
書いた本人なのに、あとから気づくことがあります。
不思議なものです。
作品というのは、書いている最中は自分の中にあります。けれど、一冊の本にしようとした瞬間、少しだけ外側から見ることになります。
作者でありながら、読者のように読み返す。作った本人でありながら、編集者のように確認する。そして最後には、自分で「これで出そう」と決める。
今は、ありがたいことに
個人で本を出せる時代になりました。
昔なら、本にすることは簡単ではなかったと思います。けれど今は、個人でも電子書籍として作品を形にできます。ただ、簡単に出せるからといって、楽なわけではありません。
表紙をどうするか。
本文をどう整えるか。
あとがきをどう書くか。
一冊として読まれる時に、どう見えるのか。
考えることは、思っていたよりも多くありました。
一冊として読まれることを考える。
初めて読む人にも伝わるようにする。
最後まで読んだ時に、何かが残る形にする。
そう考えると、作品との向き合い方も少し変わります。
投稿サイトに作品を載せることは、これまでも何度もしてきました。けれど、ひとつの本として形にするとなると、やはり少し感覚が違います。
同じ文章のはずなのに、縦書きにして、表紙をつけて、目次を整えて、あとがきを入れる。それだけで、作品が少しだけ自分の手を離れていくような気がしました。
投稿サイトに載せている時は、どうしても「更新している作品」という感覚があります。
今日はここまで。
次はこの場面。
読者さんの反応を見ながら、また続きを書いていく。
そういうライブ感がありました。
けれど、本にする時は違います。
最初から最後まで、ひとつの形にまとめる。自分で書いた文章を、もう一度最初から読み直す。誤字を直し、表現を整え、流れを確認する。その作業をしていると、書いていた時には気づかなかったものが見えてきます。
この場面は、こういう意味があったのか。
この台詞は、ここに繋がっていたのか。
この人物は、最初からここへ向かっていたのかもしれない。
書いた本人なのに、あとから気づくことがあります。
不思議なものです。
作品というのは、書いている最中は自分の中にあります。けれど、一冊の本にしようとした瞬間、少しだけ外側から見ることになります。
作者でありながら、読者のように読み返す。作った本人でありながら、編集者のように確認する。そして最後には、自分で「これで出そう」と決める。
今は、ありがたいことに
個人で本を出せる時代になりました。
昔なら、本にすることは簡単ではなかったと思います。けれど今は、個人でも電子書籍として作品を形にできます。ただ、簡単に出せるからといって、楽なわけではありません。
表紙をどうするか。
本文をどう整えるか。
あとがきをどう書くか。
一冊として読まれる時に、どう見えるのか。
考えることは、思っていたよりも多くありました。
一冊として読まれることを考える。
初めて読む人にも伝わるようにする。
最後まで読んだ時に、何かが残る形にする。
そう考えると、作品との向き合い方も少し変わります。

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