この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ミントに発情
第1章 ミントに発情

ある日、旦那の浮気に気づいて、憂鬱といら立ちに急き立てられるように、要のもとに駆け込んだ。

マルボロのボックスを一つ買って、その場で箱を開けながら言った。

「ライターもちょうだい」

要の店先には喫煙スペースがある。そこで吸おうと思ったのだ。

要は私の手から箱を取り、一本取り出すと私の口に加えさせて、火をつけてくれた。

思いきり吸って、一気に煙を吐き出した。むしゃくしゃする思いが白い煙とともに胸の内からあふれ出る。

要が、俺も付き合うよ、と一本咥えて火をつけた。煙が二人を包み込む。お互いにしばらく無言で味わった。


「どう?すっきりした?」

なだめるような、低く甘い声で要が言って、私を見下ろした。

「ちょっと、すっきりしたかも。でも、たばこの匂いが口に・・・」

タバコを吸うのはこの時が初めてだった。
口の中に苦味がべったり貼りついたような違和感があった。

「大丈夫。ミントで匂い、消えるよ」

要はポケットからミンティアのケースを出し、一粒取り出して唇に挟む。
そうやって見下ろしてくる要の顔を見上げて、呼吸が止まる。

私の肩を抱き寄せて、顔を近付け、唇がギリギリ触れない距離まで来ると、少し開いた私の唇の隙間に、ミントの粒をそっと落とした。



粒を口に含むと、つんと痛いくらいの刺激が鼻の奥まで走った。
一瞬視界が広がったような気さえするほど、爽快な香りが広がる。

「いいよね?」

ミントの味のことなのか、ここから先へ進むという合図なのか…
胸のドキドキが、要にも聞こえてしまうほどに高鳴って、胸を打つ。


次の瞬間、要の唇が、私の唇に優しく触れた。

また、呼吸が止まる。
/9ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ