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お題小説第7弾『泡姫の純愛Ⅱ』
第1章 バーにて…
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「たまぁにね…いるのよね…」
 めいちゃんは想い浮かべているのか、ふと、宙を見つめ、呟いた。

「ほら、若いオトコだとねぇ、オンナに免疫がないとさぁ、わたしの営業スマイルを本気にしちゃうオトコもさぁ…」

「若いオトコかぁ…」
 それは、なんとなく理解できる。

「あらぁ、悠里さん、若いオトコとなんかあったわねぇ」

「あ、いや、違うわよぉ」
 慌てて否定をするが、本当に勘が鋭いみたい。

 でも、わたしだって、そんなめいちゃんの一瞬の、翳を見逃さなかった――

「めいちゃんだって?」

「え?…」

「中にはさぁ、ふと、心許しちゃう存在が、現れたりはしないの?」
 わたしは、ストレートに訊く。

 このめいちゃんには、下手に隠さないで、ストレートに訊いた方がよい、と感じ始めていた――

 それに、本当に魅力的であり… 
 わたしは、色々な意味でも、惹かれ、魅かれ始めてきていたのだ。

「あ……う、うん……」

 ふと、めいちゃんは口籠る… 
 そして再び、宙を見つめ――

「うん、そりゃ、少しはいる…かな……」

「そうなんだぁ…」

「……うん、そう、ほら、高級店だっていったってさぁ、所詮、風俗な訳だしさぁ…」

「うん…」

「ほら、オトコってさぁ、色々な性嗜好があるでしょう?」

「………」
 それは、わたし自身、全く否定できない…
 いや、わたしは、変態に近い――

「ある日ね、わたしのドンピシャなタイプのお客サマが来たのね…」

「うん…」

「もうさぁ、やっぱりさぁ……」

 めいちゃんは、語り始めてきた――

 ―――もうさぁ、ドンピシャなタイプのお客サマだったらさぁ、気持ちが揺れて、入っちゃうこともあるねよねぇ…
 ううん、抑え切れないのよ。

 でね、当然、相手のオトコにもね、想いが伝わっちゃうみたいでさぁ…
 しかも、そのオトコは新進気鋭のIT系の社長でね、いつも四枠を抑えて指名してくるたの。

――それは…
 どうやら、三枠指名、120分×3枠。 
 そして、120分8万円×3から、外に連れ出してのデートが可能らしい。
 つまり四枠とは、×4の金額を使っての指名枠デートのこと――

「そ、それは……」

 そうよ、なかなか出来る事じゃないわよねぇ―――
 
 
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