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壊滅の刻
第4章 南海
しかし、それは、地獄絵図への序章に過ぎなかった。

南海トラフ巨大地震の本震のマグニチュード8超。そして、マグニチュード5レベルの余震。その余震が徐々に液状化の範囲を広げ、都市の機能をさらに低下させ、山陽新幹線は全面運休。名神高速道路を中心とした道路網も橋桁のひび割れや、一部での倒壊、トンネル内の壁面の亀裂などがわかると、次々に閉鎖されていった。物流が滞り始めた。

南海トラフ巨大地震の津波の一部は伊勢湾を北進し、名古屋港などでも防潮堤を越えていたが、その被災は微々たるものであった。名古屋では、前市長の河村たかしが、

「東京も、大阪もたいへんだなも。名古屋のじでぇが・・・」

と、失言紛いのことを言って、物議を醸していた。実際は、東西の双方で前代未聞のマグニチュード8超という巨大地震によって、名古屋が孤立しているようなものだった。

実際、多くの愛知県民を始め、東海地方の人たちは、一つの危惧を抱いて、恐れおののいていた。

それは、南海トラフ巨大地震に続く、東南海地震、東海地震の発生だった。

中央政府は麻痺に近い状況で、自衛隊は出動しているものの、関東と関西にわかれて災害支援をしている状況で、既に余力はなかった。東北、北海道、新潟などの自衛隊は関東に、九州、四国、中国地方の自衛隊は関西に、既に災害派遣で派遣済みで、東南海地震や東海地震が発生すれば、東海地方の自衛隊のみで災害出動ということになり、他の地方からの支援は見込めなかった。

東海道新幹線も、東名高速道路、名神高速道路も寸断され、繋がっているのは北陸方面と信越方面だけで、名古屋も都市機能を低下させていた。
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