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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第101章 他人種を孕んで帰宅する妻 ――夫の前で晒す蹂躙の痕――
そこへ、浴室のドアが静かに開き、雄一が入ってきた。
「澪……」
雄一は静かに澪の背後に寄り添うと、冷え切って震えるその身体をやさしく包み込んだ。雄一だって男だ。自分の妻が他の男に抱かれ、その痕跡を目の前で見せつけられたのだから、悔しいし、悲しいし、狂いそうなほどの嫉妬もある。だが、彼はそれらの黒い感情を懸命に抑え込み、傷つき果てた澪の心にただ寄り添うことを選んだ。
「雄一さん……ごめんなさい、ごめんなさい……っ」
「いいんだ、もういいんだよ、澪……」
夫婦は温かいシャワーの下で、涙を流しながら互いに抱き合った。悲しみと悔しさを分かち合うように、お互いの身体をいたわるように丁寧に洗い合っていく。そうして汚れを落とした二人は、無言のままベッドに入り、確かめ合うように激しく求めあった。それは、他の男に奪われかけた絆を必死に繋ぎ止めようとする、切ない営みだった。
雄一の胸に抱かれながら、澪の脳裏には暗い未来が去来していた。
日付はすでに変わり、正確にはもう「今日の夜」には、今度は時雨崎にも抱かれなければならない。さらには、鬼頭と計良が裏で計画している、自身のAV女優デビューという新たな泥沼も待っている。
雄一が自分を信じ、愛してくれればくれるほど、澪の胸は罪悪感で引き裂かれそうになる。雄一の知らないところで、澪は雄一の知らない男たちにさらに蹂躙されていくのだ。それを思うと、澪は恐ろしさと絶望で、夫の腕の中でただただ身を震わせることしかできなかった。
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