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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第99章 守り続けた聖域の蹂躙 ――夫以外の男を受精する夜――
応接室での身を切るような話し合いの後、澪はまともに息をすることさえままならないほどの絶望感を抱えたまま、残りのデスクワークをどうにかこなした。隣の席の雄一とは、お互いに目を合わせることすらできない。かけるべき言葉など、この世界のどこにも残されていなかったからだ。
重苦しい時間が過ぎて夜の帳が下り、ついに約束の時間が訪れる。澪は鬼頭に半ば強制的に連れ出され、西新宿にある隠れ家的な高級フランス料理店へと足を運んでいた。
美しく盛り付けられた前菜、芳醇なソースが香るメインディッシュ。どれもが超一流の品であるはずなのに、澪にとっては、まるで灰を噛んでいるかのように一切の味がしなかった。喉を通る冷たい白ワインだけが、かろうじて彼女の理性を繋ぎ止めている。
なぜなら、この食事が終われば、その後に待っているのは西新宿のマンションでの悍ましい抱擁だからだ。今夜から、鬼頭とのセックスには一切の制限がなくなる。キスも、生挿入も、そして膣内射精も――。自分の身体の最も神聖な場所が、夫以外の男の欲望によって完全に、蹂躙し尽くされる。そのカウントダウンが、ナイフとフォークが皿に当たる微かな音とともに、一歩一歩近づいてくる恐怖。澪はただ視線を落とし、小刻みに震える指先をテーブルの下で強く握り締めていた。
そんな澪の様子を、鬼頭は満足げに、上質なワインを揺らしながら眺めていた。
「おい、そんな暗い顔をするな、澪。今夜は俺とお前が本当の意味で一つになる、記念すべき夜なんだからな」
鬼頭の口から発せられる「澪」という呼び名が、かえって彼女の精神を逆撫でする。本業の不動産投資会社だけでなく、裏でいくつもの会社を経営して巨万の富を築いているこの男は、手に入れた獲物をどう揺さぶれば効果的かを完全に熟知していた。鬼頭の容赦のない追撃は、食事の席の終盤に、さらに最悪な形で突きつけられることとなった。
重苦しい時間が過ぎて夜の帳が下り、ついに約束の時間が訪れる。澪は鬼頭に半ば強制的に連れ出され、西新宿にある隠れ家的な高級フランス料理店へと足を運んでいた。
美しく盛り付けられた前菜、芳醇なソースが香るメインディッシュ。どれもが超一流の品であるはずなのに、澪にとっては、まるで灰を噛んでいるかのように一切の味がしなかった。喉を通る冷たい白ワインだけが、かろうじて彼女の理性を繋ぎ止めている。
なぜなら、この食事が終われば、その後に待っているのは西新宿のマンションでの悍ましい抱擁だからだ。今夜から、鬼頭とのセックスには一切の制限がなくなる。キスも、生挿入も、そして膣内射精も――。自分の身体の最も神聖な場所が、夫以外の男の欲望によって完全に、蹂躙し尽くされる。そのカウントダウンが、ナイフとフォークが皿に当たる微かな音とともに、一歩一歩近づいてくる恐怖。澪はただ視線を落とし、小刻みに震える指先をテーブルの下で強く握り締めていた。
そんな澪の様子を、鬼頭は満足げに、上質なワインを揺らしながら眺めていた。
「おい、そんな暗い顔をするな、澪。今夜は俺とお前が本当の意味で一つになる、記念すべき夜なんだからな」
鬼頭の口から発せられる「澪」という呼び名が、かえって彼女の精神を逆撫でする。本業の不動産投資会社だけでなく、裏でいくつもの会社を経営して巨万の富を築いているこの男は、手に入れた獲物をどう揺さぶれば効果的かを完全に熟知していた。鬼頭の容赦のない追撃は、食事の席の終盤に、さらに最悪な形で突きつけられることとなった。

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