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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第92章 妻の裏切りリアルタイム動画
神楽坂はゆっくりとソファーの後ろへと回り込み、画面を凝視したまま微動だにしない雄一の顔を覗き込んだ。激しい怒号や、涙ながらの懇願が返ってくることを予想していた神楽坂だったが、雄一の横顔を見た瞬間、その切れ長の目が怪しく見開かれた。
雄一の瞳からは涙が消え失せていた。そればかりか、その視線はただひたすらに画面の中の妻の肢体を、宇佐美の腰の動きを、飢えた獣のように貪り食っていたのだ。そして、神楽坂の鋭い視線は、雄一のズボンの股間が異様なほどに大きく、硬く猛り立っているのを見逃さなかった。
「……ほう。これは驚いたな」
神楽坂はわざとらしく感心したような声を漏らすと、ソファーの背もたれに手をかけ、雄一の耳元へと顔を近づけた。
「てっきり、ショックのあまり発狂して泣き叫んでいるか、あるいは僕に殴りかかってくるものとばかり思っていたが……。まさか、自分の妻が別の男に心まで奪われ、寝取られているその最中に、これほど見事に興奮しているとはね」
神楽坂の容赦のない指摘が、雄一の鼓膜を鋭く刺した。 普通であれば、激しい羞恥と怒りで否定するところだった。しかし、今の雄一の精神はすでに完全に麻痺し、吹っ切れてしまっていた。彼は画面から一切視線を外さないまま、掠れた声でぽつりと呟いた。
「……澪は、僕の……俺の前では、あんな声は出さなかった」
「おや、認めたね」
神楽坂は愉悦を噛み締めるように低く笑った。
「そうさ。彼女が今あげている喘ぎ声も、宇佐美くんに向ける愛おしげな視線も、すべては君以外の男のものだ。君がどれほど彼女を愛していようと、彼女の心と身体の最も淫らで美味な部分は、今完全に宇佐美くんに明け渡されている。そして君は、それをただ指をくわえて見ていることしかできない、無力な『寝取られ夫』だ。……その事実に、君のどす黒い劣情は激しく突き動かされているんだろう?」
「くっ……」
雄一は喉の奥で小さく呻き、唇を噛み締めた。 神楽坂の言葉は、自分の心の最も醜く、最も秘められた深淵を正確に抉り出していた。否定したかった。自分は被害者であり、無理やりこの状況を見せつけられているだけだと叫びたかった。しかし、現に自分の肉体は、妻の裏切りという最高の背徳の蜜を吸って、かつてないほどに熱く、激しく昂ぶっている。その厳然たる事実が、雄一の言い訳をすべて封じ込めていた。
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