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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第73章 違うオスを求める人妻
「どうしたんだい、織部くん。まるで魂を抜かれたかのように打ちひしがれて、完全に立ち上がる気力すら失ってしまったようだね」
神楽坂の低く滑らかな声が、淫靡な空気の残る部屋に冷たく響く。織部は床に額を擦り付けんばかりにしながらびくりと肩を震わせ、悔しさに唇を噛み締めながら、消え入りそうな声を絞り出した。
「……神楽坂さん。俺は、もう……このままじゃ、完全に……」
己の敗北を認めざるを得ないかのように這いつくばる織部に対し、神楽坂は形の良い唇を歪め、耳元で囁くように言葉を重ねて彼を激しく煽り立てた。
「何を弱気になっているんだ。夜はまだ始まったばかりだし、私たちにはまだまだたっぷりと時間が残されているよ。よく見てごらん、あれほど傲慢に振る舞っていた真壁くんも、澪くんの極上の肉体の前に射精寸前まで追い詰められ、今はあのように仰向けになって必死に興奮を落ち着かせているじゃないか。下手に動けばその瞬間に果ててしまうから、今は休むことしかできない状態だ」
神楽坂は視線で、ベッドの上で無防備に横たわる真壁を指し示した。
「真壁くんが射精を堪えるために動きを止めている今こそ、君がこの場の主導権を強引に奪い取る最大の好機だ。ここまでの点数の差など、これからの君の行動次第でいくらでもひっくり返すことができる。まだ逆転は十分に可能なのだよ。あそこで必死に我慢している後輩の目の前で、君の男としての意地を見せつけ、澪くんを徹底的に組み敷いてあげればいい。その機会は、今まさに君の目の前に転がっているんだ」
神楽坂の容赦のない教唆の言葉が、床に傷つき這いつくばる織部の耳の奥へと深く染み込んでいく。
立ち上がれないほどの絶望に沈んでいた織部の瞳の奥に、じわりと暗く危険な炎が灯り始めた。真壁への激しい対抗心と、自分を無視した澪を力ずくで従わせたいという、歪んだ独占欲が再び彼の身体を突き動かそうとしていた。
神楽坂の低く滑らかな声が、淫靡な空気の残る部屋に冷たく響く。織部は床に額を擦り付けんばかりにしながらびくりと肩を震わせ、悔しさに唇を噛み締めながら、消え入りそうな声を絞り出した。
「……神楽坂さん。俺は、もう……このままじゃ、完全に……」
己の敗北を認めざるを得ないかのように這いつくばる織部に対し、神楽坂は形の良い唇を歪め、耳元で囁くように言葉を重ねて彼を激しく煽り立てた。
「何を弱気になっているんだ。夜はまだ始まったばかりだし、私たちにはまだまだたっぷりと時間が残されているよ。よく見てごらん、あれほど傲慢に振る舞っていた真壁くんも、澪くんの極上の肉体の前に射精寸前まで追い詰められ、今はあのように仰向けになって必死に興奮を落ち着かせているじゃないか。下手に動けばその瞬間に果ててしまうから、今は休むことしかできない状態だ」
神楽坂は視線で、ベッドの上で無防備に横たわる真壁を指し示した。
「真壁くんが射精を堪えるために動きを止めている今こそ、君がこの場の主導権を強引に奪い取る最大の好機だ。ここまでの点数の差など、これからの君の行動次第でいくらでもひっくり返すことができる。まだ逆転は十分に可能なのだよ。あそこで必死に我慢している後輩の目の前で、君の男としての意地を見せつけ、澪くんを徹底的に組み敷いてあげればいい。その機会は、今まさに君の目の前に転がっているんだ」
神楽坂の容赦のない教唆の言葉が、床に傷つき這いつくばる織部の耳の奥へと深く染み込んでいく。
立ち上がれないほどの絶望に沈んでいた織部の瞳の奥に、じわりと暗く危険な炎が灯り始めた。真壁への激しい対抗心と、自分を無視した澪を力ずくで従わせたいという、歪んだ独占欲が再び彼の身体を突き動かそうとしていた。

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