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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第60章 狂乱の肉声 真実を装う愛の交歓
電話の向こうで響く、二人が完全に果て、繋がり合ったままの生々しい吐息。
すると、カサリとスマートフォンが拾い上げられる音がして、背後から神楽坂の冷ややかな声が近づいてきた。
『満足したかね、鴫原くん。これが君の妻の、偽らざる本能だ。では、約束通り一度宇佐美くんは外すよ』
「あ……が……」
雄一が声にならない掠れた息を漏らした、その瞬間だった。
プッ。
無慈悲な電子音とともに、通話は一方的に切断され、寝室は再び静寂に包まれた。
鴫原家の自宅の床で、雄一はスマートフォンを耳に当てたまま、もはや涙すら出ないほどに、その魂を完全に消滅させられていた。耳の奥には、先ほどまで宇佐美と愛を語り合いながら激しく果てていった、澪の狂おしい絶叫がいつまでも、いつまでも残酷に響き続けていた。
すると、カサリとスマートフォンが拾い上げられる音がして、背後から神楽坂の冷ややかな声が近づいてきた。
『満足したかね、鴫原くん。これが君の妻の、偽らざる本能だ。では、約束通り一度宇佐美くんは外すよ』
「あ……が……」
雄一が声にならない掠れた息を漏らした、その瞬間だった。
プッ。
無慈悲な電子音とともに、通話は一方的に切断され、寝室は再び静寂に包まれた。
鴫原家の自宅の床で、雄一はスマートフォンを耳に当てたまま、もはや涙すら出ないほどに、その魂を完全に消滅させられていた。耳の奥には、先ほどまで宇佐美と愛を語り合いながら激しく果てていった、澪の狂おしい絶叫がいつまでも、いつまでも残酷に響き続けていた。

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