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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第148章 残酷な暴露と、電話越しに堕ちる妻
二度にわたって美咲に己のドロドロとした劣情をぶつけ尽くした雄一は、そのまま美咲の豊満な身体の上に重なり合い、動くこともできずにいた。全身の力が抜け切り、荒い息が二人の重なった胸の間で重苦しく交錯する。美咲もまた雄一の背中に回した腕を優しく添えたまま、呼吸が落ち着くのを静かに待っていた。室内には、激しい行為の後の余熱と、湿り気を帯びた静寂だけが漂っていた。
澪が真壁の独占下に置かれたうえに、日夜激しく犯され、セックス漬けにされているという残酷な現実。巨大プロジェクトを滞りなく進めるため、ひいては夫である自分を救うためとはいえ、愛する妻が他の男の欲望のままに肉体を貪られているという事実、しかもそれが3日間も他の男と寝起きを共にしながらというのは、雄一の胸をあまりにも深く抉り続けていた。鬼頭との愛人契約以降、澪は何人もの男に抱かれた。しかしそれでも寝起きを共にするなどということはこれまで全くなかった。それゆえに、真壁に対して抱く嫉妬と憎悪は激しく猛烈なものだった。さらには自らの無力さに対する歯がゆさ、そしてなにより「澪を奪われたくない」という切痛な愛。それらがドロドロとした黒い情念となって交雑し、胸の奥底で消えることなく重く渦巻いていた。その現実を、雄一はただただ屈辱とともに受け入れるしかなかった。
どれくらいの時間が流れただろうか。テーブルの上に置かれていた雄一のスマートフォンが、ブブッ、ブブッと重い振動音を立て始めた。
その不穏な音にハッと正気に戻った雄一は、美咲の身体からゆっくりと離れ、素早く手を伸ばして画面を手に取った。液晶画面に表示されていたのは、真壁からのLINE通話の着信通知だった。
「美咲さん……」
雄一は画面を見つめたまま絶句した。喉の奥がカラカラに乾き、息が詰まる。だが、背けることのできない現実から逃げるわけにはいかない。雄一は息を整え、意を決して画面をスワイプし、通話に応じた。
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