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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第146章 人妻ソープ嬢の解き明かす真実
「ふふ、私の話でよかったら、いくらでもお付き合いするわ。プレイなしで会話だけなんて、お兄さんは本当に変わっている……ううん、すごく誠実な人なのね。それで、さっきの何がそんなに気になっちゃったのかしら?」
雄一は膝の上で固く拳を握りしめ、胸の中に渦巻く重い葛藤を絞り出すように語り始めた。雄一の頭の中では、美咲の語った言葉の一つひとつが、真壁の元で弄ばれている愛する妻・澪の姿とすでに強烈に直結していた。
「さっき美咲さんは……どれだけ夫を愛していても、男の人に強く求められて体を蹂躙されると、抗えない快楽に負けてしまう……それが女の本性とおっしゃいましたよね」
「ええ、言ったわ。頭では『ダメ』だと思っていても、強い力や激しい快感で攻め立てられると、脳の理性のスイッチが強制的にオフになっちゃうの。身体が勝手に歓喜して、自分から奥を求め始めちゃうのよ」
「……その言葉は、僕にとって救いでもあり、同時に耐えがたい恐怖でもあるんです」
雄一は絞り出すような声で吐露した。
「理屈としては……わかるんです。妻の心が僕から離れたわけではなく、暴力的な快楽に身体が屈してしまっただけなのだと……頭では理解しようとしています。でも……もしそうなら、女の人にとって『愛している夫』と『快楽を与える別の男』には、一体どんな違いがあるんですか? 身体がそこまでの快楽を感じて歓喜の声を上げ、自分から男にしがみついてしまうのなら……それはもう、その男に心まで屈しているのと何が違うというんですか……?」
唐突に引き出された「妻」という存在と、その悲痛すぎる問いかけに、美咲は一瞬驚いたように目をしばたたかせた。自分は一般論として女の性や感情の仕組みを語ったつもりだったが、目の前にいる客にとって、それはまさに今現在、自身の妻との間で直面している地獄のような現実そのものだったのだと気づいたのだ。美咲は雄一の苦しみの深さを即座に受け止め、その唐突な展開をも優しく飲み込むと、プロの顔から一人の誠実な女性の表情へと変えて問いに答えた。
「お兄さん……。急に奥さんのことを話されて驚いたけれど、本当に深く悩んでいらっしゃるのね。男の人には理解しにくいかもしれないけれど、心で愛することと、体が快楽に反応することは、まったく別の次元の話なのよ」
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