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はだかの淳子
第4章 浮気、じゃない
10月やけど、すごく暑い日。あたし、東京に行った。先生、しばらく東京から戻れないって。あたし、先生にY君のこと話した。
「ごめんね、先生…」
「いや、なんとなくわかってた…」
せっかく先生が取ってくれた、品川のいいホテル。別れ話、ちょっと辛かった。
「僕は淳子ちゃん、まだ好きやで…」
「あたしも…先生、嫌いやないよ」
カーテンの向こう、東京の夜景。タワーと、綺麗な灯が見えた。
「でも、あの男がいいんやろ」
あたし、素直に頷いた。先生、悲しそうな顔してる。あたし、申し訳なくて。あたしが悪いだけや。
「淳子ちゃん、きれいになったもんな」
窓の外を見ながら、先生が言った。ダブルベッドの部屋、窓際にあるソファの上、先生とあたし座ってた。
「それは、先生のおかげやと思う…」
「僕だけやないやろ…」
「うん…」
先生、やっと笑った。笑うとこ、ちがうけど。それでも、あたし少しホッとした。
「僕な、転勤になるねん」
そんなこともあると聞いてたけど、結局先生、しばらく関東暮らし。
「だから、しょっちゅう淳子ちゃんと会えへん…」
あたし、何も言えんかった。黙ったまま、先生の顔見てた。
「できたら淳子ちゃんの『先生』でいたいなあ…」
「先生はずっと、あたしの『先生』や…」
あたし、本心で言ってた。先生、笑ってくれた。
「ごめんね、先生…」
「いや、なんとなくわかってた…」
せっかく先生が取ってくれた、品川のいいホテル。別れ話、ちょっと辛かった。
「僕は淳子ちゃん、まだ好きやで…」
「あたしも…先生、嫌いやないよ」
カーテンの向こう、東京の夜景。タワーと、綺麗な灯が見えた。
「でも、あの男がいいんやろ」
あたし、素直に頷いた。先生、悲しそうな顔してる。あたし、申し訳なくて。あたしが悪いだけや。
「淳子ちゃん、きれいになったもんな」
窓の外を見ながら、先生が言った。ダブルベッドの部屋、窓際にあるソファの上、先生とあたし座ってた。
「それは、先生のおかげやと思う…」
「僕だけやないやろ…」
「うん…」
先生、やっと笑った。笑うとこ、ちがうけど。それでも、あたし少しホッとした。
「僕な、転勤になるねん」
そんなこともあると聞いてたけど、結局先生、しばらく関東暮らし。
「だから、しょっちゅう淳子ちゃんと会えへん…」
あたし、何も言えんかった。黙ったまま、先生の顔見てた。
「できたら淳子ちゃんの『先生』でいたいなあ…」
「先生はずっと、あたしの『先生』や…」
あたし、本心で言ってた。先生、笑ってくれた。

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