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はだかの淳子
第4章 浮気、じゃない
「一回後ろ乗ってみるか?」
「ええの…?」
「今日はメットないからあかんけど…」
結局、休みの日、あたし後ろに乗せてもらうことになった。そのころ、先生は東京に行ってた。結構、職場で期待されてて、国内留学って先生言ってた。

「バイク、あぶないで…」
「うん、わかってる」
先生と電話、バイクのこと話した。先生はバイク、乗ってないし免許もない。どっちかと言えば、車好き。あたし、車はよう知らんけど、たぶん先生いい車乗ってる。

「お、ちゃんとしてきたなw」
9月やけど、暑い日。あたし、言われたように、長袖トレーナーと分厚いジーンズ姿。めっちゃ暑いけど、バイク乗るんやからって、Y君に言われてた。

「これ着いや…」
Y君からジャケット、膝のプロテクター。そしてフルフェイスのヘルメット。なんか、めっちゃ強くなった気分。

後ろに乗せてもらってるあいだ、バイクは会話できへん。だからずっと、あたしY君にしがみついてた。信号で止まるたび後ろを向いて、Y君、大丈夫かって言ってた。あたし、返事の代わりに、Y君の広い背中に抱き付いた。

「もう、汗だらけや…w」
「バイク、夏は暑いし冬は寒いでw」
「うん、わかってる!」
でも、バイク楽しい。絶対、自分で乗りたいと思った。
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