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 不倫遊戯
第1章 (1)

私は男を見て

「なんで助けてくれたの?」

「だってお前、明らか未成年じゃん」

「補導とかマジ面倒だから助かった」

「てか、お前何歳よ?」

「15」

「こんな遅くに何やってんの?」

「暇だし、寝れないし」

男は笑い

「ちょっとタバコ買ってくる」
 
「うん」

私がコンビニから出て再びタバコを吸い出すと、タバコを買い終わった男が近づいてきて

「暇だったらドライブとかどう?」

私はタバコの先でトラックを指し示し

「これで?」

「見た目は汚いけど、背が高いし案外乗り心地いいよ」

私はタバコを吸い終わり

「いい。眠くなってきたから帰る」

「じゃあ、送ってってやるよ」

「家、歩いて1分だから」

「これだったら10秒で着くよ」

「まあ、トラックなんて滅多に乗れないから」

私がトラックに近寄ると、男は運転席に乗りこみ、助手席側のドアを開けてくれた。

私はよじ登るようにして、トラックに乗る。

「乗るのも力いるじゃん。てか、何?足元砂だらけ」  

男はエンジンをかけ

「仕事に使ってんだから、仕方ないじゃん」

トラックをバックさせ

「家はどこ?」

私はドア側の肘置きに肘を乗せ

「せっかく苦労してよじ登って乗ったんだしドライブする。目も覚めたから」
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