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2026人質交換を託された女 (下巻)
第3章 報告書
「あなたが……強い罪悪感に苛まれることはないのよ……」

カウンセラーの声は変わらない。

「恐怖反応で……抵抗できない状況にあったの……」

言葉は途切れずに続く。

「性的に興奮してしまったと思うのは…里紗さん……あなたの誤認なの……体の防衛機能が働いた結果なの……」

里紗は、けして顔を上げようとしない。

「人質が犯人に共感や愛情を抱くことも、他のケースで報告されているの……一時的な反応で、自然に回復していくものなの……」

里紗は捜査員であり、人質を取った立てこもり事件で起きる、『ストックホルム症候群』のことを知っていた。目の前の女性カウンセラーが、その症候群で自身の症状をまとめようとしていることに、違和感が募っていく。

説明では足りない。里紗も、そのことだけは分かっていた。だが、何を伝えようとしているのか、自分でも掴めないまま、それでも言葉にしようとしていた。
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