この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
闇夜を彩るアラベスク
第8章 さそり座の男
「また計算ミスをしている…」
帳簿の確認をしながら、記入された金額に誤差があるのを係長の男は目ざとく見つけた。
担当者は誰だ?
記載者の名を確認せずとも、それが部内の厄介者である沢渡健司だというのが一目瞭然だった。
係長は沢渡をデスクの前に呼び出し「お前!いい加減にしろよ!」と一喝をした。
部内に緊張が走る。
いつか係長の我慢の限界が来て沢渡に手を上げなるのではないかとハラハラしていた。
「係長…あまりきつい言葉を使うのは、パワハラだと訴えられますよ」
場の空気をなごまそうと、部長である菱沼加代子が二人に割って入った。
「しかし部長!こいつ、いつもいつもミスを繰り返して…」
「わかってるわ、沢渡君には私からキツく叱っておくから」
そう言って係長を宥(なだ)めて「沢渡くん、部長室にいらっしゃい」と沢渡を部長室に連れ込んだ。
部長室に二人っきりになると、菱沼加代子は誰も入室してこないようにドアに鍵をかけた。
「健司…ダメじゃない…
もう少ししっかりしてくれないと、いつまでも庇いきれないわ」
「いいんですよ。別に庇ってもらおうとミスをしているわけじゃないですから。ただ…君のヌードがチラついて仕事に集中出来ないだけだから」
「私のヌードを?」
「ええ、誰も知らない僕だけが知っているお前の裸がね」
そう言って加代子を抱き寄せ、やや垂れ乳に近いEカップの胸を揉む。
「ダメ…仕事中なのに…」
「そんなことを言いながら、ドアにロックをしたのは何のため?俺に弄ってもらいたくて仕方ないくせに」
沢渡健司はスカートの裾から手を差し込んで菱沼加代子の股間に指を這わした。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


