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闇夜を彩るアラベスク
第9章 いて座の男

「服を着ているとわからないけど、ガッシリしていて引き締まっているのね
私の理想に近い触り心地で身体のラインもいい感じです」

それは、触れるというよりも愛撫に近い形で、自然と上川の股間が熱くなってくる。

「これ以上触っていたら色情魔だと思われそう」

そう言って微笑む琴音が可愛くて仕方ない。

「上川さんの身体、とてもいい感じです。私…好みかも…」

私、変な事を言っちゃった…
彼女はクールダウンさせるかのようにアイスコーヒーを一気に飲み干した。

彼女は頬を染めるという表現を通り越して、顔を真っ赤に上気させていた。

「今日、暑いですね…」

そんな風に真っ赤な顔をして、琴音はリモコンに手を伸ばしてエアコンのスイッチを入れた。

「大丈夫ですか?熱があるんじゃないですか?」

そう言って上川は、琴音のおでこに手を当てて熱があるんじゃないの?と彼女を見つめる。

「琴音さん、体温高くないですか?もしかして体調悪い?」

「あっ大丈夫です…」

久しぶりに男性に触れられて、体がカァ-っと熱くなる…
鼓動が速まり、胸の高鳴りを聞かれてしまいそうだわと、琴音はドキドキした。

上川は、自然に彼女の隣に座り、介抱するように背中をさすった。

「具合が悪そうだし、今日はもう帰りますね?」

「ちが…違います!体調はいいんです!ただちょっと身体が火照ってて…」

「?」

帰ってほしくないと、琴音は上川の肩にもたれ掛かった。

「だからその…あなたに体にタッチして身体が熱くなってしまったんです…責任取ってもらえますか…?」

「えっ…」

上川は琴音と5秒ほど見つめ合い唇を交わした…

上川は琴音の腕を掴み、引き寄せた。

腕の中に抱き寄せた上川の手は自然と彼女の胸に手を置く。

「琴音さんの鼓動が手に伝わってくる…」

「えっ?恥ずかしい…」

「緊張しないで。俺に任せて」

「はい…」

「ベッドへ…」

彼女を立ち上がらせ、そのまま崩れ落ちるようにベッドインして、再び口づけを交わす。

一度唇を離して再び見つめ合い、互いに引き合うように唇を重ねて舌を絡ませた。
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