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蝶恋乱舞~禁断の策略愛に溺れて
第1章 最愛の男
光秀の指が、帰蝶の髪を撫でる。
「ああ。幸せになれ」
そう言ってこめかみに唇を当てた。言葉では行けといいながら、体は行くなと引き留めてくる。こんな曖昧な態度では、帰蝶は思いを断ち切ることができない。
「私、土岐頼充様の妻にされるのよ。いいの?」
「俺は父君の家臣だ。姫と一緒になれる身分ではない」
「二年前の約束を忘れたとは言わせない。私のことが嫌いなら、嫌いと言えばいいのに。もうほかに好きな女がいるのでしょう」
帰蝶は光秀から体を離して背を向けた。
「それはちがう」
体を翻し、帰蝶の両手を掴んで組み敷く。
「ああ。幸せになれ」
そう言ってこめかみに唇を当てた。言葉では行けといいながら、体は行くなと引き留めてくる。こんな曖昧な態度では、帰蝶は思いを断ち切ることができない。
「私、土岐頼充様の妻にされるのよ。いいの?」
「俺は父君の家臣だ。姫と一緒になれる身分ではない」
「二年前の約束を忘れたとは言わせない。私のことが嫌いなら、嫌いと言えばいいのに。もうほかに好きな女がいるのでしょう」
帰蝶は光秀から体を離して背を向けた。
「それはちがう」
体を翻し、帰蝶の両手を掴んで組み敷く。

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