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縄の糾いし跡
第1章 縄の糾いし跡
青黒い水面が絶えず無数の波を繰り出す。大陸や群島の海岸線を遥か遠くの彼方へと押しやった海原。その片隅を泡のように儚く漂う船が二艘見える。

それぞれの船には女が一人乗っている。
片方の船に乗る女は髪をシニヨンの形にまとめている。
もう片方の船に乗る女は髪をポニーテールにして束ねている。

二人の船は異なる方向を差して交わりもせずすれ違うところだった。
しかし、前方の船に同性の姿を確認した途端、どちらからともなく向きを揃える。
船を旋回させて海面をしばらく滑る。その間、女達の表情は少し緩んでいた。

前方に砂浜が現れる。そこへ船を寄せる二人。
小屋の敷地程の規模の島であった。正反対の岸に船を停める。
日の光に煌めく砂浜へ降り立つ。足形を残しながら島の両端からゆっくりと歩み寄る。

近付いたところで足を止める。
両足で砂を踏みしめる。それと並行して若干前傾した姿勢で構える。
二対の瞳がわずかに転がる。自分の視線と相手の視線がじっとり絡み合うのが分かる。両者にとってはそれが合図となった。

「「ふうぅぅっ...」」

宙を走る弾丸の如く正面の相手へと飛びかかる二人。
ポニーテールの女は目の前の女をいきなり倒してしまおうと低く構えている。
一方シニヨンの女は胴体を軽く回して片足を飛ばす。

「ぐっ...!?」

ポニーテールの女の軌道がやや逸れる。
それでも食らい付いて相手の片方の足を捕まえる。勢いに乗ったまま押してゆく。

「はっ......!んんぅ...」

シニヨンの女は蹴りを繰り出した直後で足場が定まっていなかった。相手の突進を止められずに砂浜へと倒れ込む。

シニヨンの女が自分の胴体にしがみつくポニーテールの女の髪を掴む。

「っ......ぐむむぅっ...!」

一瞬硬直した相手の隙を突いて、ポニーテールの女の顔を砂浜に押し付ける。
布巾を扱うように女の顔で砂浜を拭う。

「うふふふっ......」

ポニーテールの女の顔が砂にまみれて汚れてゆく。
シニヨンの女に背中を密着させるポニーテールの女。
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