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『春の嵐』
第4章 心美
恵樹は歩いて帰宅する。そして、着替えて、心美の住むマンションに向かう。これも徒歩か、自転車。
一方、郁美と里奈は、バス停留所まで歩き、そこから路線バス。そして、心美の住むマンションの前を路線バスが通過する・・・。
郁美と里奈が乗るバスは幹線道路。しかも、駅と駅を結ぶバス路線。夕方は一時間に十二本くらいは来る。午後六時から午後七時は四分から五分に一本の割合でバスが走っている・・・。
待ち時間はほぼない・・・。恵樹の家まで学校からは十五分くらい。そして、恵樹の家から心美の家までも同じくらい。
えっ?着替えて向かって・・・。時間があるとしても数分か、よくあっても十分くらい。ハグしてキスくらいはできるかもしれないけど・・・。エッチなんてムリ。保健体育の授業のときに、習った話だと一分以内に射精したら早漏だったはず。
早漏なら可能かもしれないけど・・・。でも、玄関ドアを開けて入って即挿入するわけではないだろうし・・・。仮に心美の部屋に行って、服を脱いで、抱き合って・・・。終わったら、そのまま服を着て帰るの?
エッチの経験のない朋華には、想像するしかない世界。でも、時間的にタイトすぎるように思えた。
それに、心美が恵樹にクリスマスプレゼントだと言って、恵樹に手編みセーターを渡したと言われているけど、二学期の最終日。冬休みの間に進展して、一月、二月。進展していったにしても、エッチまでするかしら・・・。
郁美や里奈より、心美と親しかっただけに朋華には情報があった。
何より大人しい心美とそういうことには興味の無さそうな恵樹がそんな一気にエッチに至るとは思えなかった。
帰宅する駅までの徒歩。乗った電車のシートに座って。駅から家までの間。朋華は考えていた。
心美に訊くしかない。家に帰り、姉と一緒に使っている部屋で、なんて訊けばいいのかを考えた。考えている朋華の顔を姉が見て、
「珍しいわね。何を悩んでいるの」
と、話しかけてきた。珍しい?それは余計だと思ったけど、姉の意見も訊いてみようと思った朋華は、事情をかいつまんで話した。姉は聞き終わるまでもなく途中で、
「シェア?」
その言葉の時点で明らかに、何を考えているのという表情になった。
「うん。ダメだよね」
朋華もそれはわかっていた。
一方、郁美と里奈は、バス停留所まで歩き、そこから路線バス。そして、心美の住むマンションの前を路線バスが通過する・・・。
郁美と里奈が乗るバスは幹線道路。しかも、駅と駅を結ぶバス路線。夕方は一時間に十二本くらいは来る。午後六時から午後七時は四分から五分に一本の割合でバスが走っている・・・。
待ち時間はほぼない・・・。恵樹の家まで学校からは十五分くらい。そして、恵樹の家から心美の家までも同じくらい。
えっ?着替えて向かって・・・。時間があるとしても数分か、よくあっても十分くらい。ハグしてキスくらいはできるかもしれないけど・・・。エッチなんてムリ。保健体育の授業のときに、習った話だと一分以内に射精したら早漏だったはず。
早漏なら可能かもしれないけど・・・。でも、玄関ドアを開けて入って即挿入するわけではないだろうし・・・。仮に心美の部屋に行って、服を脱いで、抱き合って・・・。終わったら、そのまま服を着て帰るの?
エッチの経験のない朋華には、想像するしかない世界。でも、時間的にタイトすぎるように思えた。
それに、心美が恵樹にクリスマスプレゼントだと言って、恵樹に手編みセーターを渡したと言われているけど、二学期の最終日。冬休みの間に進展して、一月、二月。進展していったにしても、エッチまでするかしら・・・。
郁美や里奈より、心美と親しかっただけに朋華には情報があった。
何より大人しい心美とそういうことには興味の無さそうな恵樹がそんな一気にエッチに至るとは思えなかった。
帰宅する駅までの徒歩。乗った電車のシートに座って。駅から家までの間。朋華は考えていた。
心美に訊くしかない。家に帰り、姉と一緒に使っている部屋で、なんて訊けばいいのかを考えた。考えている朋華の顔を姉が見て、
「珍しいわね。何を悩んでいるの」
と、話しかけてきた。珍しい?それは余計だと思ったけど、姉の意見も訊いてみようと思った朋華は、事情をかいつまんで話した。姉は聞き終わるまでもなく途中で、
「シェア?」
その言葉の時点で明らかに、何を考えているのという表情になった。
「うん。ダメだよね」
朋華もそれはわかっていた。

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