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『春の嵐』
第4章 心美
郁美には郁美の計算があった。目障りな心美に消えてもらうには、生半可なことだと、こっちが退学に追い込まれる。人数が多い方がいい。もし、学校でバレても、人数が多ければ、学校は処分できない。私と里奈、駿介、竜馬の四人だと退学処分になるかもしれない。でも、人数が増えて、十人くらいになれば、学校は、退学処分より隠蔽を考えるわ。
そもそも、多くの退学処分を出したら、ニュースになるかもしれないし、授業料収入だって減るから、学校の経営に影響を及ぼす可能性だってある・・・。
すでに、何人か自主退学して、生徒数は減っているし・・・。
「そうね。誘った方がいいわ。その方が、バレたとしても学校は処分できないわ。私たちだけなら処分するかもしれないけど、人数が多ければ・・・」
郁美が話すと、大きく頷く竜馬。学校が隠蔽に力を貸してくれたら、親にもバレない。駿介も頷いて、
「なるほど。それはそうだ」
と、理解を示した。
「じゃあ、誰を誘うか。そこだな」
竜馬が言うと、郁美が、
「誘えば乗ってきそうなのは、まずは、金太」
と、話すと、頷く駿介と竜馬。金太は、不良というか、不良ぶっている。こういう悪事の話から逃げるはずはないというのが、三人が思ったことだった。
「あとは・・・。植田や坂元、橋下は?」
仲の良いメンツを上げた駿介。
「植田は口が軽いし、体力も無さそうだけど」
竜馬が笑った。確かに、その通りだと頷いた駿介。郁美も頷いて、
「でも、外すと五月蝿いかもしれないわ。誘うとしたら、当日ね」
と、笑った。なるほどと頷く駿介と竜馬。
「坂元は必須ね」
郁美が話すと、怪訝な顔の駿介。
「アイツ、デブだし、どんくさいからな」
「そうだけど・・・」
人数を減らしたくない竜馬は、何か言おうとしたが、いい言葉が浮かばなかったが、必須だと言った郁美が、
「必須なのよ。坂元のところは、学校に多額の寄付をしているらしいから、アイツが一枚嚙んでいるとなったら、学校は、絶対庇って、隠蔽するはずよ」
と、話すと、大きく頷いた駿介。
「そうだな。となると、万々や吉岡も誘うべきだな」
竜馬が人数を増やすために言うと、
「そうね。でも、口が軽そうだから、当日か、直前に誘うべきね」
と、郁美が条件を付けた。
そもそも、多くの退学処分を出したら、ニュースになるかもしれないし、授業料収入だって減るから、学校の経営に影響を及ぼす可能性だってある・・・。
すでに、何人か自主退学して、生徒数は減っているし・・・。
「そうね。誘った方がいいわ。その方が、バレたとしても学校は処分できないわ。私たちだけなら処分するかもしれないけど、人数が多ければ・・・」
郁美が話すと、大きく頷く竜馬。学校が隠蔽に力を貸してくれたら、親にもバレない。駿介も頷いて、
「なるほど。それはそうだ」
と、理解を示した。
「じゃあ、誰を誘うか。そこだな」
竜馬が言うと、郁美が、
「誘えば乗ってきそうなのは、まずは、金太」
と、話すと、頷く駿介と竜馬。金太は、不良というか、不良ぶっている。こういう悪事の話から逃げるはずはないというのが、三人が思ったことだった。
「あとは・・・。植田や坂元、橋下は?」
仲の良いメンツを上げた駿介。
「植田は口が軽いし、体力も無さそうだけど」
竜馬が笑った。確かに、その通りだと頷いた駿介。郁美も頷いて、
「でも、外すと五月蝿いかもしれないわ。誘うとしたら、当日ね」
と、笑った。なるほどと頷く駿介と竜馬。
「坂元は必須ね」
郁美が話すと、怪訝な顔の駿介。
「アイツ、デブだし、どんくさいからな」
「そうだけど・・・」
人数を減らしたくない竜馬は、何か言おうとしたが、いい言葉が浮かばなかったが、必須だと言った郁美が、
「必須なのよ。坂元のところは、学校に多額の寄付をしているらしいから、アイツが一枚嚙んでいるとなったら、学校は、絶対庇って、隠蔽するはずよ」
と、話すと、大きく頷いた駿介。
「そうだな。となると、万々や吉岡も誘うべきだな」
竜馬が人数を増やすために言うと、
「そうね。でも、口が軽そうだから、当日か、直前に誘うべきね」
と、郁美が条件を付けた。

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